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見た目の違いで選んでもらうのって、リスク

 

お客さんに商品を選んでもらうとき、、、

その選択肢の1つに、「見た目」っていうのがあると思うんです。

 

大きさとか色や形。

あと食べ物だったら、味の部分ですよね。

美味しいとかね。

そこで違いを打ち出して、お客さんに選んでもらうやり方です。

 

・・・ただ、この見た目や味で選んでもらうっていうやり方には、結構リスクもあって。

 

 

いつものように分かりやすくするために、トマトを例に出して話をしてみますね。

 

例えば、あなたがトマトをつくっている生産者だとして。

いつも卸しているスーパーへ、今朝もぎたてのトマトを持ってきました。

売場へ並べる時に、

 

高知県産 糖度9、甘くて美味しいトマト!
オススメです!   1袋 200円

 

 って書かれた手書きPOPを一緒に置いた。

 

今の時期だったら、糖度9のトマトって、そうないから売れるだろう。

そう思って、期待してる。

(※糖度というのは、甘みを計る度数のようなものね)

 

・・・売場で売れ行きの様子を見ていると、しばらくして新たな別の生産者がやって来た。

その方もトマト生産者らしく、あなたのトマトの横に商品を並べだした。

そして、同じように手書きPOPも一緒に置いた。

読んでみると、、、

 

!!!!!!

 

高知県産 糖度10のトマトです!
甘いです!    1袋 200円

 

 こんな感じで手書きPOPに書かれてる。

 

ついさっき、糖度9のトマトを自信を持って売場へ置いた。

今の時期に糖度9で200円なら売れるだろう、、、

そう思って持って来た。

・・・なのに、今度は別の生産者が、糖度9を上回る糖度10のトマトを持って来た。

しかも、値段は、あなたのと同じ200円。

見てみる限り、量もそう変わらない。

パッケージを見ても、ほぼ一緒。

 

 ・・・こんな状況になった時、あなたはどう思う?

 

そして、お客さんは、どっちのトマトを買って行くんでしょう、、、?

 

見た目も同じ、量も同じ。

だけど、他の生産者より糖度が1低いあなたのトマトを選んで買ってくれるんでしょうか?

あなたがお客さんだったら、どっちを買うんだろう、、、!?

 

 

20140708

わが家でも娘と一緒にトマトをつくってます

 

 

・・・通常考えたら、糖度10の他の生産者さんのトマトを買いますよね。

 

「あっ、こっちの方が同じ値段で糖度が高い。

 量もあんま変わらないし、、、」

みたいな感じで、2つのトマトを比べて糖度の高い方を買って行きますよね。

 

外見的な見た目や味で、お客さんに選んでもらおうとすると、リスクがあるんです。

圧倒的な飛び抜けた特徴があれば、選ばれる理由になるんだけど、、、。

今の時代って、特徴を出していくのって結構タイヘン。

商品(モノ)で訴えかけていくのって、しんどいです。

 

・・・どうしてか?

 

モノの部分を前面に出して訴えいくと、比較されやすい。

他の商品と比べられるリスクがあるから。

 

さっきのトマトのように、他の商品と比べられるんです。

モノっていうのは比べやすいから。

圧倒的に優れた特徴があれば別なんだけど。

モノの特徴や美味しさだけで、選んでもらう基準をつくるのって、結構ハードルが高かったりするんです。

 

だったら、どうすれば?

モノの特徴で訴えかけられないとすれば、どんなことを書けば?

こんな感じで考えてみましょう。

この考え方っていうのは、手書きPOPなどの販促物をつくるときにも役に立ちますからね。

 

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臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。