手書きPOPには、2つの役目があります。
- お客さまの注意を引く
- 購入するかどうか?を検討させる
大きくいうと、この2点です。
数ある商品のなかから存在に気づいてもらう。
そしてその商品を、
「選ぶか?」
「買うか?」
お客さまに検討してもらう。
そのために手書きPOPがある。
カンタンにいうと、こんなイメージです。
手書きPOPをつくるときも、この2つの役目を意識すると作業がスムーズになるし、成果も上がりやすくなってきます。
手書きPOPの役目1.「注意を引く」
数ある商品のなかから選んでもらう。
購入してもらうために、まず必要なこと。
それは、その商品の「存在に気づいてもらう」ことです。
「あっ、なんか商品がある」
と、お客さまに感じてもらう。
そして商品に興味を持ってもらう必要があるわけですよね。
っで、ここで手書きPOPの登場です。
ところで、手書きPOPをつかってお客さまの「注意を引く」。
そのためにポイントとなるのは、何だと思います?
…そう、キャッチコピーです。
今さら僕が言うまでもないかもしれませんが、POPのなかでお客さまが1番に見る場所、
といえば、そう、キャッチコピーです。
お客さまが遠くからPOPを見るときに真っ先に目に入るのが、キャッチコピー。
(あとは、POPに書かれた絵やイラストね)
今日は主テーマでないので詳述しませんが、これらのお客さまの動きを考える限り、少なくともキャッチコピーは大きく。
目立つ色で書く。
というのは、お客さまの注意を引くために今すぐできるポイントの1つになってきますよね。
手書きPOPの役目2.「選択・購入の検討」
遠くから手書きPOPを見る。
何となく商品に興味を持った。
売場に近づいてくる。
そこで次に、お客さまがおこなうこと、、、
それが、「選択・購入の検討」です。
「どうしようかな、、、これにしようかな?」
「買おうかな?」
と思案する。
そこで登場するのが、ハイっ、手書きPOPですよね。
手書きPOPをつかって、お客さまの購入の後押しをします。
先ほどのお客さまの「目を引く」場面では、手書きPOPのなかのキャッチコピーが活躍する、
という話をしましたよね。
今回の選択・購入の検討では、「メッセージ」の部分がポイントになります。
メッセージを読んで、「買うかどうか?」の判断をします。
- キャッチコピー(イラスト・写真):目を引く
- メッセージ:選択・購入の検討
どっちも大事
手書きPOPというと、キャッチコピーが命。
みたいな考え方をされる方が多いですが、一概にそうとも言えません。
いまお伝えしたように、手書きPOPには(シンプルにいうと)2つの役目がある。
そして、その2つの役目を果たそうと思えば、
- キャッチコピー
- メッセージ
ともに機能させる必要があるということだから。
それぞれの役目を知っておく。
- お客さまの注意を引く
- 購入するかどうか?を検討させる
その上で各パーツごとに内容を考える。
成果を上げる手書きPOPを書くうえで意識したい1つのポイントになってきます。