「グキッ」
踏ん張った右足からイヤな鈍痛が、、。
開始から、2分40秒。
2カ月前に痛めた足首を再びやってしまいました。。
年に2度の清掃日
昨日は、僕が住む地区の自治体の清掃行事の日でした。
近所にある堤防。
その堤防に生えてある雑草を集める日だったんですね。
毎年、年に2回あります。そして、けっこう憂鬱になる日です><;
雑草自体は、事前に業者のかたが刈ってくださっているんです。
僕たち住民は、その刈られた草を集めるんだけ。
なんだけど、これがキツイ。。
堤防といえば、傾斜があるじゃないですか。両サイドが坂になっている。
その傾斜の草を集めるのが強烈で。
堤防の傾斜角度がだいたい45度くらい。
両手に草を集める器具(砂場をかくトンボみたいなの)を持つ。
傾斜を両足で踏ん張る。
草を集める。
ふと気を緩めると、川に転がり落ちそうになる(45度ってかなり急)。
正直、僕いま42歳だけど。同じ作業を60代のオジサンとかも一緒にやられています。
「僕が同じ歳になった時にできるか?」っていうと、
かなり疑問です。。
いちおう堤防一面を自治体の班ごとに区分けして、清掃します。
「自分たちの班は、このエリア」みたいな感じでね。
だけど、そんな区分けなんて、あって無いようなもの。
自分のところが終わったら、他所のところへも手伝いに行きます。
昨日も自分たちのエリアが終わった後、150mくらい離れたところへ手伝いに行きました。
もう持つのも重たくなった、トンボを引きづりながら。。
っで、また坂を下りて。草集めをしていたんです。
するとね、ちょっと意外なことが起こりました。
僕たち(妻もいた)のまわりに人が続々と集まって来たんです。
自分のエリアの作業を終えた方々が手伝いに来てくれた。
遠く離れた人だと、400mくらい向こうから。
それでみんなで草集め。
おかげ様で作業は捗り、思っていた以上に早く、負担も少なく終わりました。
普通だったら、自分の家の近くの草を集めたら、作業を終えて休憩する。
そんなケースも多いんだけど(というのも、しんどいからね)。
昨日はそうじゃなかった。
1つの(遠く離れた)エリアまで皆さんが手伝いに集まられた。
そして、皆さんで作業を仕上げて終えました。
これには、僕も心が軽くなりました。
そして、同時にこんなことがふと頭に浮かびました。
「どうして、皆さん手伝いに来られたんだろう?」
って。
そして、それには1つの理由があるように思えたんです。
1シーンが心を動かす
恐らくなんだけど、、誰かが遠く離れたところで作業をされている。
そんなのを遠くで見た人は。
「あぁ、あんな所まで手伝いに行かれてるんだ。
えらいなぁ、自分のところ終わっているのに。俺もちょっと手伝いに行くか。」
こんな風に感じられたんじゃないか?
そう思ったんです。
頑張られている方の姿を見たときに、
- 他人事に思えない
- 自分ごとに置き換える
- 気持ちが入る
そして、行動になった。
400m離れたところから手伝いに行かれた。
そして、これっていうのは人間の心理の1つで。
我々が日々つかう手書き販促にも同じことが言えます。
写真を効果的につかう
1枚の絵は、1,000の言葉に値する
販促物の世界には、こんな言葉があります。
要は、言葉(文章)で、
「この商品は素晴らしいよ」
と言うよりも、
「1枚の写真をつかって、その商品の素晴らしさを伝える」
こっちの方が何百倍も効果的だよ、という話ですよね。
手書きPOPで成果を上げるには、写真が必要。
といっているわけではありません。
写真がなくても、結果を残すお店は多々あります。
…ただ、もしも写真を使えるのであれば、さらに効果的になるということです。
今回の草刈りも、
「皆さん、自分のところが終わったら、他所を手伝ってくださいね」
と区長さんが口すっぱく言うよりも、
「誰か1人が汗を流して手伝う姿」
この1シーンが、よっぽど効果的。
突き刺さる。
そして、地区の皆さんの心を動かしたのかもしれませんね。
さて、あなたのお店(手書きPOP)で効果的につかえる1シーンは何でしょうか?
もしも、出来るようでしたら、手書きPOPに写真をつかうアイデアも考えてはいかがでしょうか?
■追伸:
ちなみに今回の草刈りで、古傷の右足首をグキッといってしまいました。
開始2分40秒後のできごとでした。