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「POP書いたくらいじゃ売れない…」と思ってる人は現場を知らない人!?

POPを書いたくらいじゃ、商品は売れない、、
POPなんて書いても、たかが知れてる、、

販売に携わっている方で、こう思っている人って、どれだけいるんだろう。

POPの威力を知っている人は、実際にご自身が実感した方。ご自身がPOPを書いて、売り場に置いて、その商品が売れた。この経験がある人が、POPの凄さであったり、効果を理解されているんじゃないかと思う。

「POPをやらないと損。」
「POP、絶対やった方がいい。」

そのようなつもりは一切なくて。POPの価値を理解している人は、やった方がいいと思うし。そうじゃない人は、SNSでも、ネットでも。ご自身が良いと思っているやり方をやっていけばいいと思う。

ただ先日、興味深い話をネットで発見。心が動いたので、ちょっと書いてみたいなと思って、今お伝えしています。

POPを書いたくらいじゃ本は売れない…?

まず、こちらをご覧ください。
今、これを書くキッカケになった、X(Twitter)でのある方の投稿です。

POPの効果について意見を述べられていたXの投稿

POPを書いたぐらいじゃ本は売れない話題でもちきりですけど
書店員時代、POPを設置する前と後を
売り上げの推移を数字で1円単位まで追いかけて、
表を作ってっていうのを毎月、
何十冊も2店舗分、算出させられていたので分かるんですけど
売り上げは上がります。
沢山売れます。

「こな・つむり」さんという方は、元書店員さんの方らしく。Googleアラートで登録していたキーワード「手書きPOP」で偶然知りました。

ネットのニュースか記事に取り上げられているのを読んで。投稿されている内容やそのメッセージに対する返信などを拝見していて、「これ興味深いな」と。店舗など販売の現場でお仕事をしていらっしゃる方のなかには、「その通り!」と突き刺さるお話なんじゃないでしょうか。

実際、自分自身も現場でPOPを書いていました。大阪の産直店で、生産者さんから送ってもらったお野菜や果物のことをお客さまに伝えたくて、とにかく書いてました。

すると、やっぱりPOPを書いた商品は売れるんです。

POPをつけないと損した気分

自分がそうだったんですけど。お店の現場で、POPの効果を実感し始めると…、POPを書かずに商品を売り場に出す(陳列する)のが怖くなる。

POPなしで商品を売り場に並べても、売れにくいから。
POPをつけて商品を売り場に並べたら、その何倍も売れる。
だから、POPなしで商品を売り場に出すのは、損した気分になるんです

たとえば、自分が働いていた産直店は朝10時にオープンするんです。その時間に合わせて、お客さまは来店してくださる。いい商品は早くに売り切れるのがわかっているから、目当てを求めて、開店を待ってくださっているんです。

だからお店側も、売り場を超全速力でつくらなきゃいけない。入荷してきた生産者さんのお野菜を売り場に並べる。加工が必要な野菜はカットしたり、袋詰めして、売り場に出す。どんなお店さんにも存在する、ある意味、修羅場の時間帯ですね。

「POPをつけないと損」

当時は、マジで思ってました。だから、とりあえず商品を売り場に並べる。その後、時間が空いたときを見計らって、ダッシュでPOPを書く。売り場に設置する。そんな仕事の仕方を毎日してました(笑)

なので、今回のこな・つむりさんのようなお話を聞くと、心が動く。同じような価値観を共有している方がいると、嬉しくなるんですね。

POPセミナーや研修をおこなう、コンサルタント臼井が30歳の頃に働いていた、手書きPOPがいっぱい並んだ農産物直売所(産直店)の売り場
ほぼ全ての商品に手書きPOPがついた、当時働いていた産直店の売場

「仕事のよろこび」をPOPが生み出す

さらに、こちらの投稿のなかで興味深いメッセージを発見しました。

POPとは違うけれどアパレル時代、トルソーに動きが悪い商品を可愛く着せて魅せる→動くのが凄く嬉しくて、曜日や入荷に合わせて着せ替えしまくっていたことを思い出しました。
店員や作り手の想いが平置きよりもトルソーに着せることで伝わりやすくなって、売り上げにも繋がってました

これも、現場の方だからこそ実感できる、お話ではないでしょうか。

ご自身が何かに取り組む。それはPOPに限った話でなくて、今回のまりあさんのように、トルソーに商品を着せる。ディスプレイや魅せ方を変える。売り場の場所を変える。アイデアを出して、工夫してやった取り組みが、成果となって表れる。

そのときの喜びって、何物にも代えがたいというか。次のモチベーションにつながるし、仕事のやりがいにもなりますよね。

「それって、商売の醍醐味ですよね」

ご縁をいただく経営者のかたがおっしゃっていた言葉ですが、まさにその通りではないでしょうか。

ある意味、この喜びを味わうことが仕事の醍醐味。さらなる創意工夫を生み出す、源泉になる。私自身も現在、ご縁をいただく会社やお店の従業員さんに、この気持ちを味わっていただきたくて、そのキッカケづくりとして、POPを活用しています。

商売の醍醐味を味わう。仕事の喜びを知る。そのキッカケづくりに、POPを実践する。

これからも多くの方々と共有していきたいです。

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さな産直店で、販促費ほぼゼロのなか年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。アンテナショップを検討する自治体からは視察が殺到。一風変わったお店での経験から「現場が主体的に取り組むことで、チームの雰囲気が良くなり、業績もアップする」と学ぶ。 現在は、「小さな成功体験を通して、チャレンジしたくなる文化をつくる」をモットーに店舗の販売促進・人材育成にPOPを活用。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや研修など累計受講者数は3千名を超える。「気取らない、フランクなコミュニケーションが従業員のモチベーションを上げる」と定評。