今の時代って、商品がいっぱい溢れている。
だから、商品(モノ)そのものを売っていても、しんどい。
コトを売りましょう。
お客さんが得られるモノを。
・・・このような話、あなたも聞かれたことってないですか?
僕のようなコンサルタント・専門家の方が言っている。
ホント今、すっごく当たり前のように使われている言葉です。
あまりにも色んな方が言っているんで、さもカンタンそうに聞こえちゃうんだけど、、、。
本当にそうなのか?
商品やサービスを通じて、お客さんが得られるモノ、それって何?
先程の、
「商品を通じて、お客さんが得られるモノは何か?」
このクエスチョンを考えていく前に、この話の意図というのは何となく実感できますよね。
例えば、お洒落をしたい男性は、単にオシャレな服を求めるんじゃなくて。
オシャレな服を着るコトで、
異性からいつもと違う目でみられたい。
人前での自信を得たい。
・・・その先に得られるモノを求めている、そんな欲求があるわけですよね。
っで、話を戻すと、先程の、
「商品を通じて、お客さんが得られるモノは何か?」
このクエスチョンの答えを考えていくわけだけど。
この答えを考えていくときに、ある1つのやりやすい方法があるんです。
この通りにやっていくと、考えやすいっていうステップが。
商品スペックを価値(お客さんのメリット)に置き変える3つのステップ
まず、
1.あなたが扱っている商品・サービスのスペックを挙げる
箇条書きで書いていきます。
例えば、商品が蛍光ペンだったとしたら(今、僕のデスクにあった)。
- 発色のイイ蛍光色が出る
- 線を引いてスグに乾く
- カートリッジ式(インクが詰め替えられる)
- 全8色の中から選べる
- ・・・・・
こんな感じで、とにかくどんどん書いていく。
次に、
2.今書いた箇条書きリストを、
「~がデキる」
「~しやすい」
「~しなくて済む」
「~のとき便利」
という形に書き替えていきます。
- 発色のイイ蛍光色なので、マーカーした文章がパッと見た時に目立ちやすい
- 線を引いてスグに乾くので、手につかなくて済む
- インクがなくなっても、新しいペンを買わなくて済む
- ペンを買い換えるより安くつくことがデキる
- ・・・・・・
こんな感じで、文章を書きかえていくんです。
このときは、多少、文章が文法的におかしくっても気にしない。
とにかくあまり深く考えず、変換する。
そして、ラスト。
3.今、変換した文章を、お客さんがつかうシーンに合わせて書き替える
ここでは、例を挙げないけれど、例えば、
- 「マーカーを使う人は、どんな人?」
- 「どんな時に使う?」
- 「マーカーした文章が手につかなくて済むのは、どんな時?どんなシチュエーション?」
- ・・・・・
こんな感じで、想定するお客さんがその商品を使うシーンに合わせて文章を変換していくわけです。
すると、こんな文章がデキあがったりする。
本を読むときに、大事な箇所や響いた文章をマーカーしたいって思いますよね。
後で読み返したときに目立つように。
・・・ただ、そのマーカーする文章が連続した場合、
例えば、同じページに2ヶ所、3か所続くとき。
先に線を引いたところに手の甲が当たると、マーカーが滲んだり、手に付いたことって、ないですか?
チョットしたことなんだけど、面倒ですよね。
ただ、実はですね、この蛍光ペンは、、、、
「あぁ、これ便利かも、、、」お客さんの”欲しい”を喚起する
まず、
- 商品スペックを挙げる
- 「~がデキる」、「~しやすい」、「~しなくて済む」、「~のとき便利」の形に文章を変換
- お客さんがつかうシーンをイメージして、文章をもう一度書き替える
このステップで文章をつくっていきます。
すると、その文章を読んだ時に
「あぁ、これ便利かも」
と、ニーズを喚起されるお客さんが出てくるのです。
ちょっとカンタンな説明だったけど、一度トライしてみてくださいね。