「…オシャレ系でいくか?」
それとも、それが無理(合わない)なら、
「…訴求系でいくか?」
選択は2つに1つ。
お店に手書きPOPを導入するのなら、ここを明確にしてスタートさせる。
けっこう、ポイントの1つです。
どっち?2者択一がスタート地点
最近、よくホテルや宿泊施設の方からご相談を受けるんですね。
施設内の売店。
お土産などを売られている売場ですよね。そこに、
「手書きPOPを導入できないか?」
というお話です。
答えは、「Yes」なんだけど。
ただ、そこを実践するにあたり、冒頭の話。
- 「…オシャレ系でいくか?」
- 「…訴求系でいくか?」
この選択肢が肝になってくるんです。
やり方次第で、その成果って大きく違ってきます。
少し説明していきますね。
例えば、ひと言でホテルの売店。
といっても、そのホテルによって持つ雰囲気って違うと思うんです。
リゾートホテルと、旅館。
施設によって、お客さまに感じてもらいたい印象って、当然違いますよね。
前者、リゾートホテルだと、シンプルな売場。
ごてごて手書きの文章が書かれたPOPを付けるというより、もっとシンプルにいきたい。
オシャレ感も出しながら、売場ディスプレイをつくりたい。
そんな想いもあると思うんです。
一方、旅館の売店だと、どうなのでしょう?
施設によっては、地元のローカル色を出していきたい。
オシャレ感というより、訴求系なのか。
オシャレ感というより、作り手やメーカーの存在感を伝えた方がいいのか。
見た目のオシャレ感はそれほど、、、でもいいから、売上重視で突っ走りたい。
そちらの方向性ならば、売場に設置する手書きPOPも違ってきます。
外見よりも、成果優先の手書きPOPを注力する。
その方向性が選択肢として選べます。
今、例に挙げたのは宿泊施設だったけれど。
これは、お店(小売店)でも同じです。
僕自身、前職(産直店の後に就いた)では、地域特産品の営業をしていました。
得意先には、ホテルや旅館、道の駅(のお土産売場)といった観光施設の他、小売店もあったんですね。
っで、僕が商品をそのお店の売場をつくることも多かった。
その時にまず、意識していたこと。
それが、
「このお店は、(先ほどの2者択一)どっちのイメージを大事にしているのか?
オシャレ系か?訴求系?どっちが合うのか?」
ここをよく気にしていました。
オシャレ系(こっちはあまり得意じゃなかった)なら、、、
訴求系なら、、、という感じで、設置する手書きPOPの内容を変えていました。
逆にいうと、ここがチグハグだと成果にもつながりにくいのです。
というわけで、アナタのお店はどっちの印象を創っていきたいですか?
オシャレ感はやっぱり崩したくない、、?
それとも、見た目も大事だろうけど、どんどん伝えて成果を上げていきたい?
ここを意識することがスタートです。