先日、知り合いの農家の方とお話ししていた中で、印象的な言葉をいただいたんです。
1つの野菜をつくるにしても。
畑が同じ。
土も同じ。
・・・だとしても、つくる人が違えば、デキる野菜も違ってくるんです。
野菜をつくる上で、畑(土)というのは、重要な1つの要素(そう聞いています)。
「美味しい野菜が育つかどうか?」
に大きく関わってくる大事な要素。
その土のコンディションが同じ状況下で、2人の人が1つの同じ野菜をつくる。
しかし、その時にデキあがる野菜は、つくる人によって大きく変わってくる。
知り合いの農家さんがおっしゃられていた主旨は、こんなコトだと思うんです。
でね、この話を聞いた時に、僕なりにおもうことがあったんです。
これって、野菜に限ったことじゃない。
他でも共通することなんじゃないの?
そう思えてならなかったんです。
同じ商品でも、売る人や伝え方によって響き方も変わってくる
例えばね、ある1つのトマト。
山田さんという生産者がつくられたトマトがあったとして。
そのトマトを売る2つの八百屋さんがあります。
同じトマトだけど、2つの違うお店(人)によって売られているわけです。
っで当然、その時の売られ方って、お店によって違ってきますよね。
・・・袋に詰めて売るのか?
・・・カゴに持って売るのか?
仮に売価が同じだったとしても、売り方はそれぞれお店によって違うと思うんです。
また一方で、販促物をつくってお客さんにオススメするとしても。
その訴えかけ方も違ってくるはずで。
トマトのどこに焦点を当てて、訴えるのか?
・・・甘さなのか?
・・・見た目なのか?
・・・つくっている人なのか?
売る人によって、違ってくると思うんです。
でね、ここで注目したいのは。
たとえ、同じ1つの商品だとしても、、、
売り方や訴えかけ(オススメ)の仕方で、売れ行きって、まったく変わってくるよねという話です。
正解は1つじゃなくて、いろんな売り方があってイイと思う
手書きPOPには、このメッセージを書かなきゃイケない
このコトバを書けば、目に留まりやすい
売れるキャッチコピーは、これ
いろいろな先入観があるけれど、これが売れる。
という正解や売る方法の型みたいなのってないと思う。
「その売る商品のどこが好きなのか?」
感じる部分によっても、メッセージも変わってくるし、自分が(商品の中で)良いと思った部分をお客さんに伝える。
そのやり方が、伝わりやすいだろうし、説得力も違ってくるはずです。
人それぞれ売る人間によって売り方は違ってくるし、売りやすい売り方があると思う。
そういうことをひっくるめて考えてみると、目を引くコトバ。
足を留めるメッセージがあるんじゃなくて。
「あなたがその商品で良いと思っている部分は何なのか?」
「どうして、それをオススメしているのか?」
そこを伝えることが、何よりも相手に響く。
相手に伝わるポイントになってくるのです。
同じ商品でも、伝える人。
売る人によって、売れ方や伝わり方って違ってきます
今回、知り合いの農家の方の話を聞きながら、なおさらそれを感じました。