お店やご商売をされていたら、
「お客さまがほしい」
「お客さまの数を増やしたい」
そう思うのが自然な流れだと思います。
売上を上げるには
お客さまに来てもらわないといけない、、
お客さまの数が増えないと売上は伸びない、、
誰だってそう思いますよね。
勿論、私もそう思います。
POPなんてやっても、お客さまは増えないでしょ?
たしかに、おっしゃる通り。
POPなんてやっても、
お客さまは増えない、、
集客につながらない、、
うまくいっても、既存の商品の売上が
少し伸びるだけでしょ、、
と思いますよね。
その考えについては、なんら否定しません。
ただ1つ、せっかくこのページを開いて
くださったので、聞いてほしいことがあるのです。
知っておくと、必ずあなたのご商売の
お役に立つと思いますので。
実はPOPには、多くのお店や会社が知らない
『隠れた』メリットが存在します。
そのメリットをご存知のお店は、POPを実践し続けています。
そして、他店が知らないうちに
こっそり売上を確保し続けています。
POPの隠れた3つのメリット
大きく言うと、POPには3つの隠れた
メリットが存在します。
- ライバルじゃなく、あなたのお店が選ばれるようになる
- また行きたいお店になる
- 従業員がヤル気を持って働いてくれるようになる
すごく簡単に言うと、この3つです。
これら3つは、私自身が30歳の頃働いていた
大阪の産直店で実感した要素です。
当時は何も考えず、必死で毎日ひたすら
お客さまとやりとりし、売上を上げるために
POPを書いたりしていたのですが、
今になって振りかえると、実感できます。
お店でPOPを書いていたことで
この3つを享受することができていました。
POPメリットその1:あなたのお店が選ばれる
POPコミュニケーションの本質は
お店の人間の存在感(人柄、個性)を伝えることにあります。
POPに書くメッセージを通じて
書き手の存在感や人柄を感じてもらう。
ここに最大の極意があります。
今は少ないのかもしれませんが
近所の魚屋さんへ買い物に行ってお店の大将が、
「今日はこの魚がおすすめだよ」
「煮つけにして食べたら最高だよ」
言われたら、つい買おうかな、なんて思いませんか?
”この大将がすすめるのだから、間違いない”
大将の人柄と存在感が何より一番のセールスポイントになっている。
そして、この大将がいるから
他のお店じゃなく、何でも揃うスーパーでもなく
少々高くても、この魚屋さんへ通いたくなる。
これと同じ事をPOPで実現できるのです。
POPメリットその2:また行きたいお店になる
あなたにとって、お気に入りのお店って
どんなお店ですか?
私にとっては、お店の方の人柄が伝わるお店です。
マニュアル的な接客でなく
店員さんがご自身で判断し、ベストの選択肢を
提案してくれる。
”自分が大切に扱われている”気がして
また行きたくなるし、人に話したくなるものです。
(まさにスターバックスさんがそれ)
素晴らしい商品を提供することも
ご商売をする以上、大切なことだと思います。
ただそれ以上にお客さまが重要視しているのは
人と人とのつながりではないでしょうか?
特に、大手ではなく個人や小規模店であれば
商品で他店との違いを出すのは至難です。
品揃えや価格、品質では大手にはなかなか敵いません。
そんな中、私たちができることは?
あなたや従業員さんの個性や魅力を
存分に発揮することではないでしょうか?
その1つの手段として、POPを使わない手はありません。
POPのメリットその3:従業員がヤル気を持って働く
個人的に、もっとも強調したいメリットの1つです。
従業員さんが自主性ヤル気を発揮する
最大のキッカケの1つが、『頼られること』だと
考えています。
大阪の産直店で働いていたとき
マスコミにも取り上げられる有名レストランのシェフに、
「臼井くん、今日のおすすめはどれ?」
売場で聞かれたときの記憶は今でも忘れません。
”自分の存在意義を感じることが
人間が幸せを感じる瞬間”の1つだと思っています。
私は、自分のおすすめ理由や意見、感想を
POPにどんどん書くことを推奨しています。
「なぜ、その商品がおすすめなのか?」
お客さまは、お店の方の本音を1番聞きたいからです。
「こないだの凄いよかったよ」
お客さまから喜びの声をいただいたとき
従業員さんはどんな気持ちになるでしょう?
POPを通じて、商品がどんどん売れたら
そのPOPを書いた従業員さんはどんな気持ちになるでしょう?
POPは売るだけのツールじゃない
POPは単なる販促ツールではありません。
お客さまにあなた(従業員さん)の気持ち
存在感を伝える、コミュニケーションツールです。
オンライン化、
デジタルトランスフォーメーション、、
いろいろ言われてますが、私たち小規模事業者の
商売の本質は変わらないと思っています。
”人と人とのつながり”
これなくして、存続は有り得ない。
お客さまとのコミュニケーションが活発なお店ほど
お客さまに喜ばれ、支持される。
お客さまにとって、また行きたいお店になる。
POPを使って、あなたの思いをどんどん伝えていきましょう。
それがひいては、お客さまの喜びにもつながる
そう信じています。
追伸:今日の内容をさらに詳しく学びたい場合
こちらの音声をお聴きください。
音声は、文字に比べて伝わる情報量が
圧倒的に多いので、インプットも深まりますよ。
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