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POPを書いたり売場づくりの際に、やっておくと数字が伸びる、ちょっとしたコツ

コレをやったら数字が上がりやすい。

数字を上げるために意識したり
やった方がいいことって、あると思っています。

今日お話しするのも、その1つです。

この意識をもって行動していたら
やっぱり数字は上がりやすいし、行動も継続もする。

継続するから長期的な数字につながってきます。

意識すると数字が伸びる話

これ、よく話しているので
もうお聴きになったかもしれませんが、

大阪の産直店で入社したて。

試用期間中の「お試し中」だった頃
やる仕事がなくて、もっぱら品出しをしていたんです。

倉庫から在庫を引っ張りだしてきて
売場に補充する。

そんなある日、倉庫の中に段ボールが10箱くらい
ガンガンガン積み上がっていた商品を発見。

「これ大丈夫かいな?」

「こんなに在庫あってええの?」

素人ながら不安になって店長に聞いたんです。

「○○のお菓子、倉庫にいっぱい
ありましたけど、売場に出していいですか?」

お店の入口はいってすぐの場所が
スペース的に空いていたので、

「ここに段ボール並べていいですか?」

了解を得て、倉庫の段ボール
10箱全部出して陳列したんです。

陳列といっても、入口の売場の横に
ただ段ボールを積み上げただけなんですけどね。

っで、事務所にあった黄色い紙に、

「おすすめ!芋けんぴ1袋:298円」

書いて貼ったんです。

そしたら結構売れてた。

そんなこんながあったある日、社長がお店にやってきた。

つい嬉しくって、自慢したくてそのお菓子の話をしたんです。

そしたら社長がひとこと、

「どれくらい売れてるかパソコンで調べてみぃや」

店長さんに操作方法を聞いて
自分が売場をつくったお菓子の売れ数を調べてみたんです。

そしたら、

通常時よりも3倍くらい売れ数が伸びていた。

この経験から学んだこと。

もしも、POPを書いたり新しく売場づくりをしたら
『数字』を追うことをお勧めします。

厳密でなくていいので、

「POPを書いて、どんな数字になったのか?」

何となく売れている気がする、
でなくて(可能であれば数字で)
実感することがポイントです。

やったことが成果になっている、

「すげー、俺(私)が書いたPOPで
販売数が伸びてる!」

またやりたくなるのが人間心理じゃないですか。

自分の場合もそうで
売場をつくったお菓子が売れて、

「オレ、才能あるのかも?」

へんな勘違いが起きた。

他の商品もおすすめしたくなって
売場をつくりたくなって
どんどんハマっていきました。

まとめ

まずは小さな変化に気づく。

特に始めたては小さな成果を見逃さない。

その火種を大切にすることで
次第に大きな拡がりとなる。

体験から学んだ数字を伸ばす
ちょっとしたコツだと思っています。

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名・売場30坪の産直店で年商1.3億円を達成し、全国の自治体から視察も殺到。 現場から学んだのは「現場が主体的に取り組むことで、チームの雰囲気も業績も劇的に変わる」ということでした。 現在は、直売所・道の駅や小売店舗の現場に入り込み、販促や人材育成をサポート。 「小さな成功体験がチャレンジしたくなる文化をつくる」を信条に、累計200社以上で実践支援を実施。 上場企業でのセミナー受講者は延べ3,000名超え。飾らないフランクなコミュニケーションが現場に浸透すると定評があります。 プロフィール詳細を見る →