ある大学で自己プロデュースの講義をしています。
就活を迎える学生が、
「いかに自分をアピールするか?」
A4、一枚の紙で自己表現をする、
そんな授業です。
PRしてください
ちなみに、A4のシート1枚で、
「自分や自社をPRしてください」
「おすすめ商品をPRしてください」
って言われたら、バシッとシートを埋めれますか?
自分が学生時代は、就職活動で
何十社へも履歴書を送りました。
50社は超えてたんじゃないかな?
そのうち採用されたのは、京の呉服メーカー1社でしたが。。
…学生たちには、こんな話をします。
「ネットで買い物したことあるか?」
「そのとき、その商品を買うか、どうやって決めた?」
すると学生から、
「ホームページを見た!」
「口コミを調べた!」
そんな意見が返ってきます。
自己PR=ホームページ
「今から作るシートは、お前たちのホームページやと思え!」
「ホームページで自分のことをしっかり売り込むんや!」
体育会系のノリではないですが
近い話をします。
謙虚が美徳、
控えめに、
日本人特有の文化があって、自己PRの強いヤツは自慢しぃ。
厚かましい。
みたいなイメージを持ちがちです。
だからPRするのって、苦手な方が多かったりします。
あと学生は特に自分の個性や長所がわからない
そんな生徒が多いです。
でも一緒に授業をする中で、
「あー、こんな事でいいんですか」
自信を持つ子も多いです。
『強み=相手が求めること』
だと考えていて、
- 相手が求めること
- 自分が経験してきたこと
すごくシンプルにいえば
この交差する点が強みになり得ます。
目の前に相手がいるのなら
自分が持っている中で、役に立てるモノは何か?
あるいは、自分が持っている何かを
求める人は誰なのか?どこにいるのか?
このどちらかから、まずは考える。
学生みたいに紙に書いてもいいし
オンライン上で伝えるのもあり。
両方を使うのもよし。
強みを見つける方法がわかれば
自己PRも苦手じゃなくなります。
むしろ概念が変わります。