臼井です、
「この商品、こだわっているのよね」
よく聞く言葉の1つですよね。
じゃあ一体、何を、どういった形で
こだわっているのか?
言語化するのって、結構ハードルが高いと思っていて。
これ、講義で学生たちにもよく話すのですが、
『自分の』言葉で伝える。
この技術って、人に何かを伝えたり
コミュニケーションにおいて
かなり肝の部分だと思っています。
ある事業者さんのサポートでのこと。
受注数を拡大するために
ご一緒に仕組みを構築しているんです。
その最初の一歩として
自社商品を知ってもらうための
チラシをつくっていて。
見込み客になりそうな人が
立ち寄る施設に置いてもらったり
来店された方に渡すチラシです。
前回お会いしたときに
その事業者さんや商品の強み、
訴求ポイントを一緒に発掘。
A4の紙1枚のなかで、
- 何を?
- どのように?
- どんな順番で?
伝えればいいか一緒に考えて
下案をつくってきてもらいました。
その下案を添削、ブラッシュアップ、
1枚のPRチラシがほぼ完成。
でね、その出来上がったチラシを見て、
「これ、ホームページそのものやん」
あらためて思ったんです。
A4の紙1枚で伝える内容が
そのままサイトで使える内容になっている。
今回はチラシという紙媒体で
事業者さんの想いや商品の強みを
伝える作業をしましたけど、
この内容は、そっくりそのまま、
ウェブサイトやSNSでも発信できるメッセージです。
相手に興味を持ってもらううえで伝えた方がいい、
- 自分のこと
- 商品のこと
- お客さまのこと
これらのポイントを網羅。
だから(多少の加工は必要ですが)
ホームページやSNSで発信する際にも
そのまんま使える。
※実際この後、あるECモールにも
出品する計画で、今回のチラシの内容を
サイトに流用していきます。
発信する自分に共感してくれる、
POPセミナー参加者さん(通販会社)
そういう人を増やすことがPOPの目的かと思いました
以前POPセミナーに参加くださった
ネット通販会社の方がおっしゃっていました。
まさにその通りだと思っていて。
チラシにしてもPOPにしても
ウェブサイトにしても、
伝える内容は、基本変わらない。
媒体によりボリュームの差はありますが
訴求ポイントは共通です。
従来、POPは商品を伝えるものですが、
自社(自店)・自分を商品としたら、
どう伝えるのか?
どうPRするのか?
この観点で考えられるようになると
一気に世界は広がると思います。
まずはPOPで伝え方を学ぶ。
すると興味を持ってもらうコツ
みたいなのが見えてきます。