POPの考え方というのは、色んな販促物に活用できる。
そんな話をセミナーなどでもよくしています。
…チラシであったとしても、DMででも。
もっと言えば、ホームページや名刺などでも共通の考え方になってきます。
当然ながら、店前看板でも言えることなんです。
では、販促物に共通する考え方というのが、何なのか?というと…
その1つが、【書き手の存在感を伝える】ということです。
例えば、これからお店の前にブラックボードを設置するとします。
店頭看板というアレです。
まずは、ボードの中身に何を書こうか?考えますよね。
「せっかく書くんだから、ちょっとオシャレにしたい」
「遠くからでも目立つように、派手にしたい」
「カラフルにしよう」
色々と思いがめぐると思うんですね。
でも、ここで忘れてならないのが、
「このボードは、いったい誰が書いたのか?」
ここを読んだ人に伝える。
感じてもらうようなメッセージを書くことが肝になる。
ということなんです。
だって、誰が書いたのか?
そこが伝われば、そのメッセージは他のお店にはないモノ。
あなたのお店独自のメッセージになるからです。
商品の特徴を書いたり、良い部分を書くのもOKです。
だけど、そういうメッセージというのは、他のお店でも書ける。
…似たような商品を販売しているお店があって、そこもボードを書くとしたら、もしかしたら同じような訴えかけ方をするかもしれない。
商品の特徴やメリットというのは、同じモノを売っている限り一緒じゃないですか。
そこを一生懸命伝えようとすれば、他のお店と同じセールストークになるかもしれない。
ということです。
切り口を変える必要があるんです。
同じ商品でも、切り口を変えることで、違うメッセージ(訴えかけ)になる。
独自のモノになるのです。
そして、その切り口の1つが、【書き手】だということ。
「私は、この商品について、●●と思うんです」
「私は、▲▲▲の部分が好きなんです」
とするだけで、独自の訴えかけになるということなんです。
あとは、私という人間がどんな人間なのか?を伝えてあげれば、尚更GOOD。
【書き手の存在感を伝える】というのは、販促物すべてに共通する考え方。
ここがある販促物とないモノとでは、お客さんの反響に大きく響いてくるんです。
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