ブラックボードをお店の販促に活用するヒント

ブラックボードに関するお問合せが
絶えません。

以前訪店した会員さんの雑貨店で
このようなご相談を受けました。

「ブラックボードを書いているんですけど
この内容で良いでしょうか?」

「内容を書く上でどんな事を書けば良いか
ヒントがあれば教えて頂けませんか?」

という内容です。

ブラックボード=集客の入り口

ブラックボードを設置する場所を
考えてもらうと解りますが、

ブラックボードは、お店の顔とも言えます。

お客さまはそこに書かれてある内容を見て
「お店に入る」「入らない」
を判断しています。

極端に言えば、ブラックボードを活用する
お店さんにとって、その内容いかんで
集客が決めると言えます。

『ブラックボード』=『集客の入口』

です。

ここでコケると、来店客は増えません。

新規集客で躓いてしまいます。

あり得ないメッセージ

例えばですよ、あなたが以前から
気になっている雑貨店さんがあるとします。

たまたま今日はお仕事の休日で
「行ってみようかな」と思いました。

車をお店の駐車場に停めて、
そこから歩いてお店の前まで来ました。

すると店頭に1枚のブラックボードが
掲げられています。

「何が書いてあるんだろう?」

と思って、よーく見てみると
こんなメッセージが書かれていました。

「商品を買うつもりのない人は、
お店に入らないでください」

!!

あり得ないメッセージ。

客商売をしていて、こんな内容は
普通書かないでしょ、というメッセージです。

(しかし実際、こんなメッセージを書いている
駄菓子店がうちの近所にあります。。)

ちなみにこのブラックボードを読んでみて
どんな気持ちになりますか?

「あー、楽しそうなお店。
さぁ、入ろう!」

となりますか??

ブラックボードのメッセージを考えるヒント

解りやすくするために
極端な例を挙げました。

まさか、こんなメッセージを
あなたのお店で書かれているとは思いませんが
実は、冗談でお話ししたのではありません。

意味があって話をしました。

実はこれと似たような話が
私たちの周囲でも起こっています。

冒頭のご質問である
「ブラックボードに何を書けば良いか?」
を考えるヒントがあります。

それは、

『お客さまが何を知りたがっているか?』

ここにフォーカスする事です。

「臼井さん、今さらそんな当たり前の話を
しないで下さいよ」

と言いたくなるかもしれませんが、
ここにヒントが隠れています。

ここがポイントなのですが、

多くのお店は、

「お客さまに何を伝えたら良いか?」

に意識がいっています。

冒頭の雑貨店の会員さんもそうでした。

「何を伝えたらいいんだろう?」
と頭を抱えられていました。

イメージでいうと、

『お店⇒お客さま』

こんな流れです。

そして、ヒントとしては、
この矢印を逆にしてみるのです。

『お客さま⇒お店』

です。

「お客さまは一体何を知りたいのか?」

を考えてみるのです。

お客さまの後押しになる言葉

例えば、あなたが以前から
気になっている美容院さんがあるとします。

以前お世話になっていた美容院さんが
移転される。

丁度そのタイミングになったので
そのお店に行こうか?迷っている。

そんな時に、新しいお店に
スッと入れればいいのですが、
もしかすると何かしら不安があるかもしれません。

「その不安は何なのか?」

を考えてみます。

新しく行くか検討しているお店の、

  1. 「どんな事を知りたいのか?」
  2. 「どんな事を知れば
    安心してお店を利用できそうか?」
  3. お店を利用する事に対して
    何がブレーキとなっているのか?」

を考えてみるのです。

これらがまだお店を利用していない
見込み客さんが知りたがっている
『情報』になります。

これら情報をブラックボードに書いて
伝えてあげれば、

あなたのお店に興味があるけど
「入ろうか、どうしようか」
迷われているお客さまの後押しになるかもしれません。

お客さま(見込み客)の知りたい情報

「何を書けば良いのだろうか?」

ブラックボードを書く時に
悩んでしまったら、あなたの頭のなかで
こう書き換えて見てください。

「お客さまは何を知りたいのだろうか?」

です。

あなたのお店に興味を持っていても
何かの不安やブレーキがあって、
『来店』に直結していないお客さまはいます。

そのお客さまの背中を、情報を伝えて
押してあげるのです。

その際のメッセージを考えるイメージは、

『お店⇒お客さま』ではなく、
『お客さま⇒お店』です。

お客さまが知りたい事は何なのか?

考えてみて下さい。

『ブラックボード』=『集客の入口』

です。

ここが上手くいけば
自動集客装置を手に入れたも同然です。

来店客は自然と増えていきます。

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。正社員2名、売場面積30坪の小さな産直店で年商1億3千万円を達成。自身の現場経験をもとにPOPセミナーや小さなお店の販促コンサルティングなどを行い累計受講者は1,000名以上。その他、大学にて『POPコミュニケーション』の講義も持つ。