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「大手」にはあって「小規模店」にはない個性とは?

 

20160726

 

大手の商品にはあって、我々のような小規模事業者にはない、

ある「モノ」って、一体なんだと思います?

 

ある意味、お客さまの購買にも影響している「個性」とも言い換えられるモノ。

…さて、なんでしょう?

 

 

答えは、「価格」です。

価格という個性は、大手商品にはあって。

我々、小規模の商品にはない(あっても、非常に弱い)。

その個性の1つです。

 

そしてそれを何もせずにそのまま放っておくと、お客さまはその大手の強い「価格」という個性を中心に、商品選びをしていきます。

…20分経過。特別な感情が。

先日の日曜日。

朝起きて、ひと通り仕事を終えた後。

リビングで1人、「がっちりマンデー」という番組を観てたんですね。

ご存知の方も多いんじゃないでしょうか?

僕も好きなTV番組の1つです。

 

そこで先日取り上げれられていたのが、「京急電鉄」でした。

社長さんが出演されて、司会の加藤さんとお話をされていたんですね。

 

ちなみに僕にとって、京急と言われても、いまいちピン!とこなくて。

東京へ出張に行った際に、羽田空港から都内へ出て来るのに乗せてもらう。

それくらいの接点しかないんですね。

ですんで、観始めた時のテンションは、けっこう低め。

朝食を食べながら観てました。。

 

…でもね、この番組約20分くらいかな。

観終えると、何やらチョットした特別な感情が湧いていることに気づきました。

 

【京急】=【速い】

番組で取り挙げられていたことの1つに、「京急は速い」、

っていうのがあったんです。

他の電鉄会社JRとかに比べてスピードが速い!みたいなね。

これが結構、僕のなかでは印象強くてですね。

 

他にもいっぱい電鉄会社があるなかで、京急さんは、ちょっとした特別な電車。

【京急】=【速い!】

これが、僕の記憶と心にフックとなって引っ掛かっています。

特別な会社になるには?

「がっちりマンデー」というTV番組がやっていたこと、

ある意味それは、会社の「個性」をつくる事。

そうとも言い換えられるんじゃないでしょうか。

 

【京急】=【速い】

これを1つの個性にして、視聴者に訴えた。

番組を通して、

  • 「京急電鉄」の個性を見つけ
  • そこにクローズアップ
  • そして、視聴者に訴えかけた

というわけです。

 

結果、視聴者である僕はその京急電鉄に、特別な感情を持ったわけです。

 

実はここ!われわれ小規模事業者はすっごく参考になる部分なのですが、、、

何となく気づかれました?

 

我々がやらないといけないことの1つ。

それは、販売する商品1つ1つの

  • 個性を見つけ
  • そこにフォーカスをする
  • そして、お客さまに伝える

この作業が欠かせないんじゃないでしょうか?

 

単に売場に商品を並べておくだけだとダメなんですね。

個性が伝わっていないんですね。

お客さまがその商品を選ぶ理由が見当たらないんですね。

なので、僕たちはそれこそ手書きPOPというようなツールをつかい、商品の個性をお客さまへ届ける。その必要があるんですね。

 

…ちなみに個性を伝えないと、どうなるか?

 

お客さまは、もっとも分かりやすい個性を判断基準に商品を購入するでしょう。

そう、大手がもっとも得意とする「価格」という個性です。

小規模事業者がなかなか勝てない。

勝負にならない個性を最優先に、「買おうかどうか?」を決めるのです。

 

 

さて、あなたがお店で販売される商品、、、。

個性を見つけられていますか?

そして、お客さまへ届けられているでしょうか?

 

ある意味、手書きPOPというのは、商品の個性を見つけ、

そこにスポットライトを当てる。

そして、お客さまに買う理由を気付かせる。

そんな作業をしているのです。

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。