大手の商品にはあって、我々のような小規模事業者にはない、
ある「モノ」って、一体なんだと思います?
ある意味、お客さまの購買にも影響している「個性」とも言い換えられるモノ。
…さて、なんでしょう?
答えは、「価格」です。
価格という個性は、大手商品にはあって。
我々、小規模の商品にはない(あっても、非常に弱い)。
その個性の1つです。
そしてそれを何もせずにそのまま放っておくと、お客さまはその大手の強い「価格」という個性を中心に、商品選びをしていきます。
…20分経過。特別な感情が。
先日の日曜日。
朝起きて、ひと通り仕事を終えた後。
リビングで1人、「がっちりマンデー」という番組を観てたんですね。
ご存知の方も多いんじゃないでしょうか?
僕も好きなTV番組の1つです。
そこで先日取り上げれられていたのが、「京急電鉄」でした。
社長さんが出演されて、司会の加藤さんとお話をされていたんですね。
ちなみに僕にとって、京急と言われても、いまいちピン!とこなくて。
東京へ出張に行った際に、羽田空港から都内へ出て来るのに乗せてもらう。
それくらいの接点しかないんですね。
ですんで、観始めた時のテンションは、けっこう低め。
朝食を食べながら観てました。。
…でもね、この番組約20分くらいかな。
観終えると、何やらチョットした特別な感情が湧いていることに気づきました。
【京急】=【速い】
番組で取り挙げられていたことの1つに、「京急は速い」、
っていうのがあったんです。
他の電鉄会社JRとかに比べてスピードが速い!みたいなね。
これが結構、僕のなかでは印象強くてですね。
他にもいっぱい電鉄会社があるなかで、京急さんは、ちょっとした特別な電車。
【京急】=【速い!】
これが、僕の記憶と心にフックとなって引っ掛かっています。
特別な会社になるには?
「がっちりマンデー」というTV番組がやっていたこと、
ある意味それは、会社の「個性」をつくる事。
そうとも言い換えられるんじゃないでしょうか。
【京急】=【速い】
これを1つの個性にして、視聴者に訴えた。
番組を通して、
- 「京急電鉄」の個性を見つけ
- そこにクローズアップ
- そして、視聴者に訴えかけた
というわけです。
結果、視聴者である僕はその京急電鉄に、特別な感情を持ったわけです。
実はここ!われわれ小規模事業者はすっごく参考になる部分なのですが、、、
何となく気づかれました?
我々がやらないといけないことの1つ。
それは、販売する商品1つ1つの
- 個性を見つけ
- そこにフォーカスをする
- そして、お客さまに伝える
この作業が欠かせないんじゃないでしょうか?
単に売場に商品を並べておくだけだとダメなんですね。
個性が伝わっていないんですね。
お客さまがその商品を選ぶ理由が見当たらないんですね。
なので、僕たちはそれこそ手書きPOPというようなツールをつかい、商品の個性をお客さまへ届ける。その必要があるんですね。
…ちなみに個性を伝えないと、どうなるか?
お客さまは、もっとも分かりやすい個性を判断基準に商品を購入するでしょう。
そう、大手がもっとも得意とする「価格」という個性です。
小規模事業者がなかなか勝てない。
勝負にならない個性を最優先に、「買おうかどうか?」を決めるのです。
さて、あなたがお店で販売される商品、、、。
個性を見つけられていますか?
そして、お客さまへ届けられているでしょうか?
ある意味、手書きPOPというのは、商品の個性を見つけ、
そこにスポットライトを当てる。
そして、お客さまに買う理由を気付かせる。
そんな作業をしているのです。