「●●(理由)だから、それはちょっと難しいんです。。」
サポートの現場で、よく聞く言葉の1つです。
これが店主さんや社長さんの口から出ると、
その場の空気が重たくなる。
流れを停滞させてしまう。
けっこうヘビーな言葉の1つです。
ある意味、僕のようなコンサルを悩ます言葉の1つかもしれません。
先日お伺いした会員さんからも、この言葉が出てきました。
起業家精神が旺盛の社長さん
以前、お伺いしたあるお店でのこと。
話を始めて、30分くらいしてのことだったと思います。
「いやぁ、それはすごくいいお話なんですけどね。
ちょっと今の忙しい状況を考えると、キビシイですね」
例の冒頭の言葉が、社長さんの口から飛び出しました。。
…こちらのお店とはご縁をいただき出して、3カ月くらい。
月イチで訪店しています。
大よそ社長さんのイメージもつかめています。
僕よりずっと先輩の方で。
新しいことにどんどん取り組みたい。
営業もジャンジャンしたい。
そんな起業家精神旺盛の社長さんです。
しかし、そんなキャラクターからは想像できないのですが、二の足を踏まれる言葉が出てきたんですね。ちょっと意外でした。
…もちろん現状も、すごく理解できるんです。
ちょうど今やられている事がうまく行き出した。
忙しくなってきた。
まずは、その事業を一本立ちさせたい。
新しいことをするには、人手がたりない。
その状況、すごく分かるんです。
だけど、一方でこの流れを逃すのはモッタイない。
流れに乗って新しい何かに取り組む。
その糸口をつかんでおく。
僕は1つのポイントだと思ったんです。
そこで、社長さんに、こんな質問をしてみました。
「もしも、今の状況で、(できるできない別として)こんなの事やったらうまくいくかも?
こんな事やったら、面白いんじゃないか?
そう思われることはありますか?」
って。
現状突破する、魔法の質問
できるできない別として、
- 今やってみたら面白いと思うこと
- ヤッテみたいことは何か?
実はこれって、現状を突破する。
そのための魔法の質問です。
けっこう使えます。
これを問いかけることで、状況が一気に新たな展開になること多いです。
僕もサポートの現場で時々つかってますが、この質問の後に何かしら展開します。
これは業種や規模問わず、つかえる質問ですしね。
実際、先ほどご紹介したお店の社長さんにもこの質問を訊いてみました。
すると、ほんと当初はまったく予定もしていなかった、
「エッ、こんなことやるの?」
っていう、新たな展開に進んでいきました。
…現状、あなたはそんな事はないと思いますが、
もしも、どこかのタイミングで状況が停滞する。
新たな一歩をなかなか踏み出せない。
心がなんとなく重たくなった。
そんな時は、今日の質問を試してみてください。
「出来るできないはべつとして、、、、」
っていうのがポイントです。
今やってみたら面白そうなこと。
やりたいことって、何だろう?ってね。
僕がオススメする、「現状を打開する」魔法の質問の1つです。