今、ある企業さんのサイト作成のお手伝いをさせてもらっています。
販売ページに載せる「キャッチコピー」や「商品説明」のメッセージを考えるお仕事です。
いろいろ考えるなか、思ったことがありました。
「お客さんって、商品特徴を知るだけではなかなか心動かさないよね」
「似たような商品があればあるほど、尚更そうだよな」って。
そして、これは、紙媒体だけじゃなくネットの世界でも言えることだと思う。
2005年、今から10年前のボク~和歌山にて・・・モノスゴイ若い(笑)
特徴を伝えるだけでは心動きにくい
今って、モノも情報も溢れている。
同業他店をみれば、似たような特徴・機能を持った商品がいっぱいある。
そんな中、商品特徴を伝えて振り向いてもらうのは、結構タイヘンなこと。
・・・お客さんにすれば、特徴を教えてもらったところでなかなか区別できない。
同じような商品がたくさんあるから、違いがわからない。
どれを買えばイイのか分からない。
結果、価格や容量を見比べて割安感を感じたモノ。
パッケージのお洒落なモノなんかを基準に選ぶ。
そんな状況になりがちだと思うんです。
インターネットの媒体でもいえること
じゃあ、どんなメッセージ・情報を伝えれば響くのか?
お客さんは、商品を選びやすくなるのか?
例えば、その内のいくつかは、こんなコトだと思うんです。
1.背景
- (生産品なら)その商品がつくられているのは、どんな所か?
- その商品がどうして生まれたのか?
- どんなことで苦労したか?
2.コンセプト
- どんな方に手に取って欲しいのか?
- どんな思いで、商品をつくったのか?
- どんなことを心がけて、仕事をしているのか?
3.反響
- その商品を購入した方は、どんな風に言ってくれているか?
- どんな方に喜ばれているか?
このあたりを伝えることで、商品特徴を伝えるだけよりも説得力が増してくる。
他の商品との区別もつきやすくなる。
結果、
「あぁ、そうか、じゃあこの商品を買おう」
と理由づけができて、お客さんも買いやすくなる。
僕はそう感じているんですよね。
そして、これは、手書きPOPやチラシなどの販促物だけの話じゃない。
ホームページなどインターネットの媒体でもいえること。
似たような商品がいっぱいある今だからこそ、
「商品特徴にプラスして伝えることが大事」
「まわりに類似商品があればある程、伝える内容が大切になってくる」
サイト作成のお手伝いをさせてもらいながら、僕が思ったことです。