たかがpopって思っていたところがありました。
でも、実際は奥が深くて、自分なりにやってみて初めて気がつきました。
こちらは、先日、【手書きPOP7つの極意】ご登録者のかたが送ってくださったメッセージの一部です。
たしかに、よく言われるのですよね。
「手書きPOPでしょ、、、」
「うちは小売店でじゃないし、、、」
「それより、お客さまを集めるチラシの書き方を知りたいの、、、」
っと、このようなお声をよくうかがいます。
そのたび、
「あぁ、まだまだ手書きPOPの価値って、伝わっていないよなぁ」
って、自己反省するところがあるんですね。
というのも、実は手書きPOPって、小売店だけのツールではありません。サービスを提供するお店。
たとえば、美容院やサロン。もっといえば、メーカーや卸売にも活用できるツールです。事例をご紹介しながら、一緒にみてみましょう。
「販促物や接客、お店の心がまえにも通じる…」
以前、大阪でおこなった手書きPOPセミナー、その受講者さんが書いてくださったご感想です。
POPのことだけでなく、他の販促物や接客、お店の心がまえにも通じる部分の考え方を学べたように思えます。
これからも楽しく実践、だめだったら変えてみようと思います。
ありがとうございました^^
ここに書かれている文章のなかでも、特に注目していただきたいのが、
「POPのことだけでなく、他の販促物や接客、お店の心がまえにも通じる部分の考え方を学べたように思えます」
この部分です。
こちらの方は、はんこ屋さんを経営されている男性の方なんですね。っで、お店の物販の売上を上げるために、手書きPOPを導入しようと考えられた。セミナーに参加くださった。
…結果、セミナー終了後の感想として、上記の言葉となったわけです。
手書きPOPの肝
結論から言ってしまえば、手書きPOPの1番の肝は、
- 「何を伝えれば、お客さまに響くか?」
- 「どんなメッセージを伝えれば、お客さまは共感してくれるのか?」
- 「興味を持ってくれるのか?」
この3つのポイントに尽きます。
この3つのポイントを抑えたメッセージを見つける。
紙に書く。
お客さまに伝える。
すごくシンプルにいえば、これが手書きPOPの役割です。
…っで、ここから分かること。
今お伝えした手書きPOPの3つのポイント
- 「何を伝えれば、お客さまに響くか?」
- 「どんなメッセージを伝えれば、お客さまは共感してくれるのか?」
- 「興味を持ってくれるのか?」
これっていうのは、他の販促物にも共通していませんか?
例えば、チラシでも同じようなことが言えませんか?
「どんなメッセージを伝えれば、お客さまは興味を持ってくれるのか?」
ここを達成すること、イコール、成果を上げるチラシ。
そうでもないでしょうか?
実は、接客も同じです。
紙に書いて、伝えるのか?
直接、お客さまと面と向かって話すのか?
この違いを踏まえれば、接客でも手書きPOPで学ぶ「伝え方」は通じるのです。
紙に書く内容(メッセージ)を、あなたや従業員さんが話して伝える。
そして、そこで考える本質は、、、
- 「何を伝えれば、お客さまに響くか?」
- 「どんなメッセージを伝えれば、お客さまは共感してくれるのか?」
- 「興味を持ってくれるのか?」
やっぱり、ここに尽きるのではないでしょうか?
もちろん、細かくいえば、接客のテクニックはあると思います。
お客さまとのやり取りをする中での、ね。
ただ、大きく捉えていくと、基本はやっぱり手書きPOPの肝。
3つのポイントにいきつくのではないでしょうか?
…冒頭でご紹介した【手書きPOP7つの極意】ご応募者からのメッセージ。
たかがpopって思っていたところがありました。
でも、実際は奥が深くて、自分なりにやってみて初めて気がつきました。
結局はこの方も、今日お話してきた内容を実感。
その結果、こちらのメッセージになったのではないか?
僕はそう思っています。
手書きPOPというのは、小売だけの媒体ではありません。
来店されたお客さまに、お店の商品を販売するためのツールではありません。
うまく活用することで、
チラシといった他の販促物。
接客やお店の心がまえにも通じる考え方を学べるのですね。