宮崎県の日向市観光協会さま主催で、POPセミナーを開催いただきました。
地域の4つの物産拠点施設(まちの駅とみたか物産館、道の駅「日向」物産館、道の駅とうごう、海の駅ほそしま)に訪問し、現場の売り場を視察。

さらに、それぞれのお店で販売に従事されるスタッフさま、ならびに施設へ商品を出品されている事業者さま、約20名の方々とご一緒に、2時間学びました。
「売れるPOP」の正体とは
今回、セミナー参加者さんに実現していただくこと。一番のゴールは、売上アップにつながる「売れる」POPを書けるようになっていただくこと。
セミナー終了後、ご自身のお店や事業で活用し、成果をあげていただく。そのためにも、そもそも「売れるPOP」とはどういうモノなのか?
売れるPOPの正体を共有するところから始まり、
- 売上につながるPOPとつながりにくいPOPの違いとは?
- お客さまの心に響く、2種類の伝え方とは?
- 目指すのは、読んだ方が高確率で購入したくなるPOP
- POPを書いても売れない最大の理由
- 世界にひとつだけの商品を生み出す伝え方…ほか
ノウハウを学んでは、ご自身に落とし込むための実習。
「①学び⇒②ワーク」を繰り返しながら、ご自身の商品や事業に当てはめてもらい、最終的には1枚のPOPのネタ(キャッチコピーからメッセージまで)をつくりあげていただきました。
セミナー終了後、そのネタをもとに清書をしていただければ、売れるPOPが完成するところまで到達しました。

POPを通じて、差別化を実現
POPというと、商品を紹介するもの。商品をPRし、購入いただくためのツール。そのようなイメージをPOPに抱かれている方は多いのではないでしょうか。(あなたは、どんなイメージを持たれていますか?)
実際のところ、その通り。POPは、お店に来店いただいたお客さまに商品をPR。購入につなげることが、お店としては主たる狙いの一つです。
一方で、POPを商品の販売だけで終わらせるのはもったいない。
お客さまに商品の興味を持っていただき、購入にへなげる。これは大きな役割ではあるなか、POPを活用することで商品やお店(会社)の個性を生み出し、他とは違う『差別化』の役割を実現することもできます。
今回、主催者さまがセミナーを通しての狙いの一つとして、この「POPを通じた差別化」の実現がありました。
- 従来のイメージ/役割:商品をPRする販売促進ツール
- 今回実現するPOPの役割:販売促進に加え、商品やお店(会社)の差別化を実現
POPを書いても売れない理由
セミナーでは、様々なポイントをご一緒に学びました。なかでも、まず参加者の方々と共有したポイントが、「売れない理由」についてです。
数多くの店舗を運営される方、お店で働かれる方々からPOPに関するお悩みやご相談をお聞きします。その中、よくお聞きしたお話のひとつが、「POPを書いているのに、商品が売れない…」このご相談が圧倒的に多いひとつです。
もしかすると、今読んでくださっているあなたがそうかもしれません。あるいは、当てはまらないかもしれません。もう既にPOPを実践されている方もいらっしゃれば、まだこれからという方もいらっしゃるでしょう。
一つ言えるのは、何をするにしても共通するように、「正しいやり方をしなければ、本来得られるはずの結果は生まれない」ということです。ちなみにここで言う、正しいやり方とは、POPを上手に書く。例えば、字を独特のPOP字体で書いたり、可愛らしいイラストを描く。あるいはデザイン性にすぐれたPOPを書くという意味ではありません。(後ほど詳述します)
- POPを書く
- 売り場に設置する
- 商品が売れる(購入いただける)
当然ながら、POPを書いた方が全員この通りにいくか?というと、そうじゃないわけですよね。商品をジャンジャン購入いただけるお店もあれば、そうじゃないお店さんもあるわけです。
じゃあ、同じ時間と手間をかけて、POPを実践する。なのに、売れる、売れない。結果が分かれてしまう。その要因はどこにあるのか?この点について、今回のセミナーで一番はじめに参加者さんと共有いたしました。

POPのタイプは大きくは2種類
これからお伝えする話は、このブログでもこれまで数多くお話ししています。「また、この話か、、」と思われて、あなたにどこかへ行かれてしまうのもイヤですので(苦笑)、かんたんな内容に踏み留めますね。
POPには、大きく言うと、2種類存在します。
- 売上につながりやすいPOP
- 売上につながりにくいPOP
これら2つのPOPは、どちらがいい悪いというわけではありません。ポイントは、役割の違いです。人間にも得手不得手があるように、これら2つのPOPにも得意分野があるのです。
POPを活用して、「お店の売上を上げたい」。「オススメ商品をお客さまに今以上にご購入いただきたい」のであれば、POPには、2つのタイプがある。その違いを理解することがまずスタート地点です。
ちなみに、2種類のPOPとはどういうものか?今回のセミナーで参加者さんと共有したスライド資料をかきにご紹介しておきますね。※さらに詳しく知りたい場合は、こちらの「売れるPOPの書き方ハンドブック」を購読いただくと、腑に落とすことができるはずです。

売上アップにつながるPOPを学んでいるか?
さらにPOPを実践することで、どんな結果を得たいのか?あなたがPOPを通して得たい結果はどういうことなのか?をまず明確にする。
さらにその目的にあわせて、どちらのPOP(魅せるPOP、もしくは伝えるPOP)を使うのか?どちらのPOPを書けばいいのか?を選ぶ必要がある。
たとえば、POPを通じて、お店の売上を上げたい。オススメ商品をさらに購入してもらいたいと考えるなら、「売上アップにつながる」の書き方を学ぶ必要がある。もっというと、売上アップにつながるPOPを書かなきゃいけない。
っと、こんな話をすると、「いやいや、臼井さん、売上を上げたいんです。そのためにPOPを学んだし、書いているんです。でも思うように売れないんです」と思われたかもしれません。その通りですよね。
ただ実際のところは、ココに矛盾が起きているんです。要は、目的と手段がごっちゃになっている。POPで売上を上げたいのに、売上につながるPOPを書いていない。そんなケースがめちゃくちゃ多いです。
いわば、前述の「POPを書いているのに、商品が売れない。売上につながらない」その主たる理由がここに隠れているのです。

「見映えがいい=売上アップ」はイコールでない
いま、POPを書いているのに成果につながっていない。商品が売れない。お店の売上が上がらない。という状況であれば、多くの要因は今お伝えした話。
売上アップにつながるPOPを書かれていない。ここが要因になっているケースが多いです。さらに言えば、そもそも売上アップにつながりやすい「売れるPOP」とはどういうものなのか?を腑に落とされていないのかもしれません。
冒頭でも少しお話ししたように、可愛らしいイラストや独特のPOP字体が描ける。イコール、売れるPOPとは一概に言えません。
あるいは「デザインが優れたPOP=売上につながりやすいPOP」というわけでもありません。念のため誤解のないように補足すると、イラストや独特の字体でPOPを描いたり、デザイン性の優れたPOPの存在を否定しているわけではありませんよ。(むしろ私はそのようなPOPを描けないので、羨ましい限りです(笑))
ただ押さえておきたいのは、POPにはタイプの違う2種類がある。そして、それぞれに役割がある。人間と同じように、それぞれのPOPに得意分野と不得意分野がある。なので、ご自身が得たい目的にあった、POPを書く。そのノウハウを学ぶ。
売上につなげるためにPOPを書きたいのであれば、そのための「売れる」POPを学ぶ必要がある。繰り返しになって申し訳ないですが、ここに尽きます。
まとめ
このままだと話が終わらないので、締めます(笑)
もしも今、POPを実践しているのに商品が売れない…。お店の売上が思うように上がらない…。ということであれば、そもそも売上アップにつながるPOPとはどういうことなのか?あらためて学んでみる。
入り口がズレていると、のぞむゴールにはたどり着けません。
POPには、「魅せるPOP」と「伝えるPOP」、2種類のタイプがある。それぞれに得意分野や役割が違う。その違いを知った上で実践することが必要不可欠になってきます。
最後に…、今回ご縁をいただきました日向市について。セミナーの当日、4つの物産拠点施設に訪問させていただきました。それぞれに販売商品が違い、個性も違いました。「畑のもの、山のもの、海のものを同時に満喫できるんだ。日向市って、いいな」素直に感じました。
ありがたいご縁をつくっていただきました、日向市観光協会さまに感謝いたします。ありがとうございます。