【無料テキスト】社員2名で年商1億3千万円の秘密>>

興味を持ってもらうには、どんな話を伝えればイイの?

 

扱う商品やサービスに興味を持ってもらうには?

お客さんに対して、どんなことを伝えればイイのか?

  • 商品の特徴?
  • 他社にはない良いところ?
  • お客さんにとってメリットになること?

一体何なのでしょう?

 

何かを伝えるとき。販促物にしても、接客にしても、、、

どんなことを伝えると相手に響くのか?

話に興味を持ってもらえるのか?

今日は、その話をしたいと思います。

それは、産直店で働いているときに気がついた

僕がセミナーするたび、いつもお伝えしている言葉があります。

その1つがこれ。

人間っていうのは、モノやサービスよりも人に興味・共感を示しやすい生き物ですよ

という話です。

 

発信する情報やメッセージ。

そこに、「人間性」の要素を持たせた方が相手の方に共感されますよ、ということ。

そして、この話って、販促物だけに限らない。

接客や日々のコミュニケーションにも相通じる、そう考えています。

 

この事に気づいたのは、産直店で働いている時でした。

「美味しい、甘いトマト」

よりも、

「奥さんといつも仲良くお二人でつくられている、●●さんのトマト」

こうして伝えた方がお客さんに喜ばれた。

 

野菜の美味しさ、特徴をいっぱい伝えたメッセージよりも、その野菜をつくられている生産者さん。

その方の話をしたら、お客さんに読んでもらえたんです。

興味を持ってもらえた。

そこで、手書きPOPにも、レジで配っていたお便りにしても、意識的に生産者さんのことを伝えるようにした。

すると、ものすごくお客さんに喜ばれたんです。

「若旦那に会いに行こう!」

昨日の高知新聞に、今お話ししたことと相通じる記事が掲載されていました。

 

僕自身、すごく共感した記事(5月13日の高知新聞朝刊)

僕自身、すごく共感した記事(5/13高知新聞朝刊)

 

福島市の温泉が発行しているフリーペーパーの話です。

旅館やホテルの「若旦那」を前面に押し出して温泉の魅力をPRされているそうで。

これが非常に人気で、第一号の五千部は既に品切れ。

現在4号まで発行されているそうです。

 

この記事を読ませてもらってね、先ほどお伝えした話とスグつながったんです。

温泉や旅館って、従来ならその施設や温泉の魅力を伝えられることが多いと思う。

「見晴しは、こんなに良いんですよ」

「湯質もいいと人気です」

みたいな感じでね。

ただ、先程の産直店での僕の経験談からも分かるように、そこには「共感」という感情を持ちにくいんですよね。

●●温泉の湯質はたしかに素晴らしい、、、かもしれない。

だけど、それ以上の感情って持ちにくいと思う。

(第三者なのに、エラそうな言い方に聞こえたらゴメンなさいね)

 

一方、その●●温泉の「若旦那」には、興味が湧く。

どんな人なのか?

いろいろ知っていったら、どんどん興味が湧いていくと思うんです。

 

ただの「高知県産トマト」には感情移入しにくい。

だけど、「オジサンになってもいつも仲の良い宮脇さんのトマト」に、ちょっと共感しちゃうんですよね。

トマトというより、宮脇さんに。

 

扱う商品やサービスに興味を持ってもらうには、どんなことを伝えればイイのか?

販促物にしても、接客にしても、、、どんな話がいいのか?

ずっとずっと考え続ける問いだと思うんです。

「人間というのは、モノやサービスよりも人に興味・共感を示しやすい」

ちょっとしたヒントになると嬉しいです。

 

 

 

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。