お客さんは、購入商品によって買い物の仕方が違う。
そんな風に云われています。
例えば、一般的に、日用品などのような商品。
牛乳とか、玉子とか、、、納豆とか。
購入頻度が高くて、価格が安い商品ジャンルですよね。
それらの商品を買うときには、お客さんは買い物に時間をあまりかけない。
サッと選んで、サッと売場を立ち去る。
そんな風にいわれているんですね。
一方、購入頻度が低くて、価格も高い商品。
例えば、この間、僕も買ったワインとか。
そんな商品を買う時には、お客さんは比較的時間をかける。
買い物客の調査データから分かっています。
実際、僕も先週末、ワインを買おうとしたとき、時間がかかりました。
ワインの知識がないから、何を選べばイイのか分からない。
自分に合った味なのか?
売場の前で、散々迷いましたから。
でね、ここから1つ学べることがあって。
商品ジャンルによって、お客さんが大事にしていることは違う
例えば、さっき話した前者の商品。
牛乳や玉子のような、購入頻度が高い商品。
それらを買う時は、お客さんは合理性を優先しているということです。
合理性というと難しく聞こえちゃうんだけど、要は、シンプルに買い物をしたい感じ。
目で視て買うモノを選んでいる。
視覚的な部分を優先して商品選びをしているんです。
だから、お店側もスムーズに買い物ができるようにすることが大事。
一方、後者のワインのような、比較的時間をかけて買い物をする商品ジャンル。
これらに対しては、ある程度、情報を提供してあげないとイケない。
商品を選ぶときの基準など、
「どれを買えばイイのか?」
といった情報を与えてあげることが、お客さんの買い物しやすさに繋がるんですね。
っで、この話を手書きPOPにも応用してみると、、、
商品によって、手書きPOPの内容を変えてみる
<購入頻度の高い・低価格の商品>
- シンプルに買い物をしたい
- 商品選びに時間をかけない
- 視覚的な(目で視て)買い物
- 選びやすさ重視
⇒手書きPOPも視覚的に訴える、写真などの活用
<購入頻度の低い・高価格の商品>
- じっくり選びたい
- 商品選びに時間をかける
- 納得して購入を決める
⇒手書きPOPは、情報提供に重点を置く、文章で伝えてOK
このような感じで大まかに分けることが可能になってきます。
一概に全部が全部、これに当てはまるというわけではないけれど、
「どんな手書きPOPを書くか?」
の目安になってくるんじゃないか、と思います。