同じ1つの商品を売るとしても、、、
発信の仕方次第で、モノの伝わり方って変わります。
別モノの商品になる、
そういうコトだってあるんです。
・・・たとえ、他店で売られている商品だったとしても
あなたのお店を選んでもらえる、そんなコトだってデキるんです。
昨日、地元高知で企業やお店さんを対象に、手書きPOPセミナーをしてました。
っで、やりながら、ふと思ったことがあったんで、それをチョットお伝えいたしますね。
他店と同じモノを売っていたとしても、選ばれるお店になる
その方法は?
例えばですよ、、、
あなたが八百屋さんだったとします。
そして、「今日は、トマトにチカラを入れて売っていこう」
そう考えた。
っで、そのトマトに手書きPOPを書こうと、考えた。
・・・いったい、どんなコトをPOPに書きますか?
それとも、
「・・・トマトの甘さ、糖度かな?」
もしくは、
「・・・農薬を使っていないので、無農薬っていうことを書く?」
あなただったら、どんなコトを手書きPOPに書きますか?
例えば、トマトってね、
野菜を売っているお店だったら、ある意味、どこでも売っている。
そんな商材じゃないですか。
そして、どこのお店も、「自分のお店のトマトが美味しい」
そう思って売っているはずです。
作り手(生産者)さんなら、
「うちのトマトが1番美味しい、こだわっている」
そう思って、トマトをつくられているはずです。
・・・でしょう?
そんな状況がある中で、
「このトマトは、美味しいですよ!」
「こんなに甘いんですよ!こだわって作っているんです!」
「こんなにジューシーで!」
って、伝えても、なかなか響きにくい、、、っていうことなんです。
周りがみんな、「美味しい」、「こだわっている」、
そう思って、味や品質に対しての特徴や良さを必死で伝えているわけです。
それこそ、POPとかを使ってね。
そんな中、一緒になって、あなたも負けじと、
「うちのトマトは美味しい、甘いんです!」
っていうのは、すごく骨の折れる作業になる。
そこで目立とうとするのは、すごくシンドイっていうことです。
結果、
「他所のお店よりも目立つ」
「お客の目に留まる」そんなPOPを書きたいと思う。
なにかインパクトのある言葉とか、キャッチコピーってないか?
考える。
だけどね、さっき言ったみたいに、そこの部分で目立つのって、しんどいです。
目の留まるとか、目を引く言葉、、、っていう部分で、お客さんに共感してもらう、
それって、モノスゴクしんどいです。
だって、どのトマトもみんな基本、「美味しい」そう思って、売っているはずだから。
品質的には優れているはずだから。
・・・トマトに限らずだって、大抵そうです。
今って、市場に出ている商品、基本どれも優れているじゃないですか。
これだけ商品が出回っている中で、大概の商品は品質的にはイイモノです。
ちょっとお店をまわったり、ネットで検索すればイイ商品は見つかります。
だから、品質の部分で訴えかけるのって、難しいんです。
うちのは、こんなに美味しい、優れている。
そこで、選ばれようとするのは、厳しいんです。
お客さんに共感してもらうのって、タイヘンなんです。
・・・だから余計に、「お客さんの目の留まる言葉って何なんだろう?」
そんな思考になってしまうんです。
でも、そこで答えを見つけるのは、すごくタイヘン。
もっと、もっと視点をチェンジしていく必要がある。
何に視点を置いて、メッセージを伝えるのか?
考えていく必要があるんです。
「美味しい、、、」って、伝えるだけでは、選ばれないんです。
・・・っと、そんなコトを昨日のセミナーをしながら思って、伝えさせてもらいました。
途中アツく語っちゃったけど、伝わっているとイイな。