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販売力アップ!商品のセールスポイントを見つける2つのヒント

臼井です、

ご縁をいただく寝具店が興味深い。

従来の主力商品である布団の販売でなく、ちょっと違ったサービスを提供。
電話で問い合わせが来るなど好評です。

コロナ過により新業態に挑戦、
あるいは新商品や新サービスを販売するお店は多いと思います。

何か新しい商品を提供する際に、

「コレだけは外しちゃいけない」

抑えるべきポイントがある。

それを外して商品をつくっても、サービスを提供しても売れない、利用されない。
いわゆる自己満足で終わる。

なので、取り組みの際にはいつも必ずチェックしていることがあります。

例えば、冒頭の寝具店さん、

「何を提供しているか?」

といえば、お布団や毛布、枕、パジャマといった寝具類は勿論のこと、最近、注力しているのは
アップサイクルのサービスです。

アップサイクルとは、

「本来は捨てられるはずのものに新たな価値を与えて再生すること」

です。

例えば、高知県ではユズの栽培が盛んです。
果汁などが様々な製品に使われています。

しかし、搾汁後に残る皮が大量に廃棄される。

それらをアップサイクルし、化粧品や食品、お菓子に使い新商品が開発されています。

寝具店さんでは、使わなくなって押し入れにしまいっ放しの布団。

嫁入り道具なのか?
おばあちゃんから譲りうけた大切なものなのか?

「捨てるには忍びない」

そんな気持ちを汲み取り、新たな布団や座布団、様々なものにアップサイクルされています。

ちなみに、

「アップサイクルの考え方がこれからの商品開発の肝ですよ」

と言いたい訳じゃありません。

ここで伝えたいのは、お客さまが興味があるのは『困りごと』を解決できること。

…ある知り合いのママさんがXmasケーキを自前したいと思った。

スポンジケーキを一から焼くのは、さすがに大変。
そこで地元のケーキ店に、

「正規の値段でいいからスポンジだけ分けてもらえませんか?」

尋ねたんですけど、断られちゃった。

「さすがに会社が大きいから対応できないんでしょうね」

おっしゃっていたんですけど、同時に

「同じように(ケーキを自分で作りたい)お母さん多いと思うんですけど…」

おっしゃってました。

これがまさに、お客さまの困りごと。

そしてこの困りごとに、新しい商品やサービスの種。
既存商品をさらに販売するために必要な訴求や提案の種が隠れているのでは?

余談ですが、、
毎年、臼井家では大阪の妻のお友達のカフェをされる方から「クリスマスケーキKIT」をいただいています。

スポンジ、生クリーム、苺、飾り物をセットにして送ってくださるんです。
宣伝部長(娘)が4~5歳の頃から楽しみに作っています。

まぁ、採算面など厳しいと思いますが、

喜ばれる、喜ばれない。
売れる、売れない。

すべての始まりは、お客さまの困りごとから、です。

そしてその困りごとの解決が『価値』になるし、セールスポイントになる。

数字や結果を意識するほど、お客さまの困りごとを解決する、
この視点から遠ざかりがちです。

今提供している商品やサービスが思うような結果を出していないなら、

「この商品が解決できる、お客さまの困りごとって何だろう?」

アンテナを立てることで、販売や訴求のヒントを発見できるはず。

お客さまの「欲しい」は、困りごとから、、

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。