【無料テキスト】社員2名で年商1億3千万円の秘密>>

キャッチコピーを教えてください

スピリチュアル系ヒーリングの
良さを伝えるキャッチコピーを
教えて欲しい。

というご相談メールを頂きました。

この文面だけでは、お店の状況や
お客さまの事がなかなか解らないので
答えにくいのですが、

このご相談から1つピンと来た事があります。

スピリチュアル系ヒーリングの
業種の方に関わらず伝え方において
押さえておきたい、あるポイントです。

誰に話しかけるのか?

商品を売るにしても
サービスの良さを伝えるにしても、

言葉づかいを間違えると
お客さまの心には全く響きません。

商品に興味も持ってもらえないどころか、

商品は売れません。

ここで言う「言葉づかい」というのは、

キャッチコピーがどうの…
インパクトのある言葉どうの…

という話ではありません。

「あなたが話しかけるお客さまは
一体誰ですか?」

です。

2人のストレンジャー(見知らぬ人)

少し考えて下さい。

あなたがご近所を歩いていて
通りがかりの見知らぬ人から
道を尋ねられました。

「この近くの図書館に行きたいのですが
どう行ったらいいですか?」

相手は、年恰好からいえば、
70歳を越えている感じのおばあさんです。

続いて、さらに歩いていると
今度は、20代のカップルから
道を尋ねられました。

「この近くに図書館があると聞いたのですが
どう行けばたどり着きますか?」

よく図書館を聴かれる日だな、
と思いつつも教えてあげました。

さて、ここで問題です。

先に道を聴かれたおばあさん。
続いて聴かれた20代のカップル。

同じ道順を教えたと思うのですが
その時の説明の仕方は同じだったでしょうか?

道案内の法則

恐らくですが、

1:おばあさん
2:20代のカップル

同じ道案内をするにしても、
その話しかた、

  • 口調
  • 丁寧さ
  • 身体の姿勢…など

全く違うと思うんです。

おばあさんに道を説明する時は、
腰を屈めながら、
ゆっくりと丁寧に話をする気がします。

一方、20代のカップルであれば、
また違う話し方をするでしょう。

その説明の仕方がどうの…というのではなく、

要は相手によって

『話し方』は千差万別

だという事です。

子どもであっても、
おばあさんであっても、
20代の若いカップであっても

みんな説明の仕方が同じ、

では、伝わりませんよね?

いくら図書館への近道を知っていても、
相手は理解できない可能性が発生しますよね?

相手によって理解しやすい話し方があり
その相手にマッチした話をする。

この『道案内の法則』が
我われの手書きPOPであったり
商品販売に大いに役立ってきます。

 

相手に響く言葉で伝える

おばあさんと、20代のカップルでは
話す言葉も180度違います。

「超きもい」

なんて言葉は70歳のおばあさんは
確実に使いません。

43歳の私も使いません。。

「手書きPOPはキャッチコピーが肝なんです」

と言っても、POPや販促物を
全く学んだ事のない方にすれば、

「はっ?キャッチコピーって何?」

となるかもしれません。

ここが凄く重要なのですが
あなたは何かしらの業界の専門家です。

治療院業界なのか?
洋菓子などスイーツ業界なのか?

はたまた、お酒の業界なのか?

あなたがご商売やお仕事で扱っている
商品知識を一般の生活者より
豊富に備えていると思います。

その業界人の感覚で
お客さまに説明をすると、どうなるか?

結果はイメージできるはず

専門用語をペラペラ話されても
お客さまにしたら

「??」

だと思います。

別にそれが格好良い、悪いの問題じゃなく
お客さまに伝わっていないので
話になりません。

「商品のこだわりを伝える?」

伝わりません。

「商品を販売する?」

問題外です、

話にならないどころか、お客さまは

二度とお店に来てくれないでしょう。

最低でも、お客さまの理解できる言葉。

もっと言えば、
お客さまが好みそうな言葉。

普段、お客さまが使われている言葉を
あえて選択して使う。

POPを書くにしても
お客さまと話をするにしても、
そういった言葉を使うことで、

お客さまの理解度は高まります。

ヒントの隠れ場所

冒頭のご質問、

「スピリチュアル系ヒーリングの
良さを伝えるキャッチコピーを
教えて欲しい」

お店の状況を全く解らない私には
残念ながら答えようがありません。

ただ1つ言える事は、
来店されているお客さまは、

  1. どんな言葉を使っているのか?
  2. どんなご相談をされるのか?
  3. よく質問される事はなにか?

少なくともこの辺りにヒントが隠れています。

キャッチコピーに使えそうな
話題を発見できるかもしれません。

あなたのお客さまはどんな方ですか?

70代のおばあさんですか?

それとも、
20代のカップルでしょうか?

『道案内の法則』を常に意識しながら
メッセージを色々と考えてみる。

手書きPOPであっても、
セールスとーくであっても
共通のポイントではないでしょうか。

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。