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響く言葉は、相手によって変わる

高知も梅雨にはいりました。

今週ずっと雨マークです。

うーん、やっぱり1日を迎える気分が違ってくる気がするなぁ、、、

早く明けて欲しいね、梅雨さん。

 

先日の散歩一コマ~早くこんな風に晴れますように

先日の散歩一コマ~早くこんな風に晴れますように

 

「誰に伝えるか?」響く言葉も変わる

手書きPOPやチラシなどの販促物をつくるうえで、「響く」、「響かない」。

これっていうのは、生命線の部分です。

せっかく作っても、読んでもらう方に響かなければ苦労も報われない。

 

・・・そこで今日は、「響く販促物」をテーマにお伝えしたいと思います。

中でも、「言葉」と「相手」。

ここにフォーカスした話です。

 

たとえ同じ内容のメッセージを発信するにしても、

  • 「誰に伝えるのか?」
  • 「どんな言葉をつかうのか?」

によって、響きかたというのは、大きく違ってくる。

そんな話を、事例を交えながらお伝えします。

先日、お伺いした、ある食品製造業の会社さん。

そこでのやり取りに、1つのヒントが隠れていました。

”奇跡のブルー”って言われて、何を連想する?

いきなりですけどね、1つ質問です。

「高知県に流れている川で有名な川、ご存知ですか?」

 

じゃあ、次に、

「”奇跡のブルー”と呼ばれる、水質のキレイな川が高知県にあるのですが、お聞きになったことありますか?」

・・・・・

・ ・・・ ・

・・

 

実は、高知県には、”仁淀川”という川が流れています。

(四万十川ではなく、仁淀川です)

全国1級河川の水質ランキングで第1位となっている、非常にキレイな川です。

(平成22・24・25年度・国土交通省発表)

 

っで、高知県では、この水質日本一にもなったことのある仁淀川の水をつかった商品がたくさんあります。

このキレイな水をつかった美味しい商品がいっぱい。

 

そこで、当然ながら、、、というか販促物には、このコトバがたくさん踊ります。

「清流仁淀川の水をつかった、、、」

「”奇跡のブルー”仁淀川の、、、」みたいな感じでね。

ウリにしているわけです。

 

・・・ただ、ここで1つの課題が出てくるんです。

 

僕たち高知県人や、仁淀川のことをよく知っている方にとっては、上記の説明はすごくフィットする。

言ってみれば、響きやすいメッセージになる。

だけど、高知のことをあまり知らない。

馴染みのない方にとっては、

「仁淀川ってなに?」

「四万十川だったら知ってるけど、、、そっちのほうが有名でしょ?」

みたいな感じになっちゃうわけで。

  • 高知県人:仁淀川はすごいキレイ!
  • 高知県外の人・なじみのない方:仁淀川!?・・・っで、それが?

こんな風になってしまいかねない。

 

”奇跡のブルー”仁淀川~仁淀川地域観光協議会さんより

”奇跡のブルー”仁淀川~仁淀川地域観光協議会さんより

 

相手によって、響く言葉や切り口は変わる

たとえ同じ情報、商品だとしても、

「誰に届けるのか?」

その相手によって、響く言葉は変わってくる。

そういうことですよね。

 

さっきの「”奇跡のブルー”仁淀川」の例にもあったように、相手に馴染みのないコトバでは響かない。

相手が知っている。

それを知って、「おぉ!!スゴイそれは!」

になる情報やメッセージにする必要がある、ということ。

 

 

そのためにも、その言葉が相手にとって効果的なのか?

響く(興味を示す)のか?

そのあたりの視点を持っておきたいところです。

 

 

たとえ同じ内容のメッセージを発信するにしても、

  • 「誰に伝えるのか?」
  • 「どんな言葉をつかうのか?」

によって、響きかたというのは大きく違ってくる。

 

先日、お伺いした食品メーカーさんでこんな話になりました。

そして、

「商品を卸す先によって、手書きPOPのメッセージを変えよう」

そんな風になったことでした。

 

 

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。