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読者からの質問:「手書きPOPの説明が長すぎるのは、良くない?」

POPに説明を書き過ぎると、お客さまに読まれない。

POPを読むか、読まないか?
お客さまは、3秒で判断をする。
このような概念を持っていませんか?

はっきり言いますが、この考えは間違いです。
説明が長くても、読むお客さまはいます。
たくさん説明を書くメリットは、存在します。

ご質問をいただきました。

いろいろ説明を書きすぎるのは、よくない?
色を使いすぎるのもよくない?

少し補足させていただくと。
手書きPOPを書く時に、

  • メッセージにたくさんの説明を書くのは、良くないのか?
  • POPの紙面上に色をつかい過ぎるのは、良くないのか?

というご相談です。

この2つの中でも、今日は、前者。
「説明を書き過ぎると良くないのか?」
というご質問をみていきます。

POPに説明を書き過ぎは、良くない?

実は、このご質問はよく頂くんです。
セミナーをしていても、ご相談いただく内容の1つです。

結論から言うと、POPに書く説明は長くてもOKです。
メッセージが長くなっても、問題ありません。
ただし、1つ補足として、販売する商品や業種によって答えが変わります。
順に説明していきます。

そもそも論ですが、説明を書き過ぎるのが良くない。
そう疑問を感じるのは、なぜでしょう?

「POPといえば、メッセージは短くないとだめ」
そんな印象を持っているから…ではないですか?

説明を書き過ぎると、お客さまに読まれない。
お客さまは、POPを読むか?読まないか?
3秒で判断をする。
このような概念を持っていませんか?

しかし、この考えは間違いです。
説明が長くても、読むお客さまはいます。
たくさん説明を書くメリットは、存在します。

例えば、説明をたくさん書くメリットとして、

  • 商品が売れやすい
  • 買上率が高い(POPを見たお客さまが買う確率)
  • お店や会社に共感するお客さまが増える
  • リピート顧客の育成につながる
  • お店や会社の個性化につながる…など

メリットはたくさん存在します。
伝えるボリュームが増えることで、得られる利益も生まれるのです。

逆に、POPに書く説明を減らすとどうなるか?

  • 商品が売れにくい
  • 買上率が低い(POPを見られても、購入につながらない)
  • 単発のお客さましか集客できない
  • ファンをつくれない
  • 独自化しづらい(=お客さまが他店に流出しやすい)…など

デメリットも多いです。
要は、商品が売れづらくなるのです。

あなたが販売する商品は、どちら?

ただ、先程も言ったように、販売する商品によって条件は変わります。

例えば、あなたがあつかう商品が「最寄品」なら。
トイレットペーパーやティッシュといった日用品。
あるいは、日頃食べる食品のように、お客さまの購買頻度が高く、買い物に時間をかけない商品。

こういった最寄品を販売されているのなら、POPのメッセージは短い方が良いです。
説明をたくさん書いても読まれません。
だらだら書いて…とマイナス的な判断をお客さまはします。

例えば、あなたがトイレッペーパーを買うときに、何を重視しますか?
もちろん、紙の柔らかさとか品質も気になりますが、
どちらかというと価格を重視しませんか?
商品選択で重要視するのは、価格でもないですか?

一方、あなたが販売される商品が、「買い回り品」や「専門品」の場合。
購買頻度が低く、じっくり時間をかけて購入する商品です。
例えば、洋服とか、バッグとか。
いわゆる、あなたのお店でしか売っていないようなものです。

こちらの商品をあなたは販売しているのなら、POPに書くメッセージは長くても大丈夫。
説明をたくさん書いた方が良い。
たくさん書くことで、購買につながりやすいです。

というのも、お客さまはその説明やメッセージを求めています。
その説明を踏まえて、商品選びをしたいと思っているからです。
しょっちゅう買う商品じゃないから、失敗はしたくない。
損をしたくない。
だから、専門家であるあなたの意見を聞きたいのです。

お客さまが重視する基準はなに?

たまに、今日お伝えした基準もなしに、
「POPに書くメッセージは、短くないとダメ」
一辺倒で言っている専門家もいます。

そういった方々の大半は、現場を知りません。

売場に立ったことがある人なら、
売場でPOPをつかって商品を販売した経験があれば、
POPの説明は長くなっても、読まれる。
この事実を知っています。

まずは、あなたが販売する商品にお客さまが重視している基準は何か?

  • 価格なのか?
  • 品質なのか?
  • 他社製品との違いなのか?

考えてみましょう。

そして、もう1つ。
今日はスペースの関係で詳しくは述べませんが、あなたのお店が量販店の場合。
スーパーマーケットのように、大量の品揃え。
広い店内。
お客さまが、商品一つひとつに時間を割いて選ばない。

こんなケースに当てはまるのなら…
手書きPOPに書く説明は短い方がいいでしょう。

逆に、販売する商品が限定されている。
品揃えも絞っている。
お客さまは、時間をかけて一つひとつの商品を選ぶ。
あなたのお店でしか買えない商品を売っている。

ここに当てはまるのなら、POPメッセージはたくさん書いた方が良いです。
伝える内容は、多ければ多いほど、購買につながります。
イコール、売上に直結します。

…このどちらにも当てはまらない。
自分のお店が、どちらなのか分からない…
そんな場合は、POPに書くメッセージは長くて大丈夫です。
じっくり伝えましょう。
あなたが思っている以上に、お客さまはPOPを読んでくれますから。

というわけで、
「いろいろ説明を書きすぎるのは、よくない?」
というご質問。

返答は、長くなってもOK。
今日お話しした条件を踏まえて、大丈夫な方に当てはまるのなら。
勇気を持ってどんどん伝えていきましょう。

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ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。