新商品だから売れるわけじゃない。既存商品でも「売れる方法」はある

 

「パンメーカーの営業マンが、量販店の売場に手作りのPOPを掲げる」

先日、某新聞社さんの記事にこんなことが書かれていた。

 

結果も順調のようで、POPを置いたあるスーパーの単品(塩バターパン)売上が、1ヶ月で2,200個だったとのこと。

大型スーパーを抑えて、堂々の関東売上2位にランクしたらしい。

…2,200個の数字がスゴイのか、僕には判断がつかないが。

POPの効果は如実に表れているようですね。

 

この記事から分かること。

そこには、2つの手書きPOPの効果が読み取れる。

 

先日の「日経MJ」の記事~手書きPOPで売れ行きが変わった事例

「日経MJ」の記事~営業マンの手書きPOPで売れ行きが変わった事例

1.特別な商品でなくても売れ行きは変わる

先日の記事「ほら、売れにくい商品でも売れた」でも書いたように、手書きPOPで成果を上げる商品に制限はない。

ある意味、どのような商品でも売ることが可能になる。

手書きPOPをつけて売る商品は、「なにも特別じゃなくてイイ」ということです。

 

今回のパンの例でいくと、POPをつけて売ったのが「塩バターパン」。

僕の印象からいくと、全国的にすっごい売れている特別なパンの感じはない。

頻繁に開発される新商品の1つ、そんなイメージです。

(パンのこと詳しくないんで間違っていたらゴメンナサイ)

 

そこで、今回ここに手書きPOPをつけてみた。

しかも、メーカー営業マンの手作りの。

…結果、お客さんの目に留まった。

おそらく、これまでと違う商品としてお客さんの目に映ったんだと考えられる。

 

パンというのは、なにも特別な商品じゃない。

他店でも売られているモノ。

価格重視で選ぶお客さんが多い商材の1つ。

いわゆる日用品です。

だけど、売上に変化をつけることがデキた。

 

手書きPOPで成果を上げる商品は、特別な商品じゃなくてイイ。

前述の「虫よけスプレー」に手書きPOPをつけて、単品売上800%以上を達成したお店もあるように、他店で売られているモノでも大丈夫なのです。

2.お客さんは楽しい発見を待っている

お客さんはおカネをつかいたくないんじゃない。

買いたいものが分からないだけだ。

今の生活に驚きや楽しみを与えてくれるモノを待っている。

僕自身の経験に基づく持論です。

 

例えば、スーパーへ行っても買うものはいつも大体同じ。

同じお店、同じ売場、同じルートを通って買い物を済ます。

 

…退屈なんですよね。

「なにかオモシロいものないかな?」

ある意味、買うモノを探しながら店内をまわっている印象です。

驚き・楽しさなど、今の生活に変化を与えてくれる何か…。

 

おそらく、パンだってそうでしょう。

いつも買う食パンは決まっている。

そこに、手書きで書かれた黒板が!!

「なんだろう!?」

チョットした興味を持って、お客さんは読もうと思う。

っで、商品を見たら、そんなに高くない。

「今日はコレ買ってみようかな」

こんな流れが想像できます。

 

 

今までになかった、特別な商品を開発するという視点も大事です。

だけど、今みたいな成熟した時代、それはカンタンにできることじゃない。

既存の今までは売っていた商品でもいいんです。

ただ、これまでと売り方を変える。

お客さんへの伝え方を変える。

新たな視点で気付かせてあげる。

そのためにも、手書きPOPは非常につかいやすいツールです。

 

売り方、伝え方、気づかせ方を変えることで、既存商品でも売れ行きは変わってきますから。

ぜひ、いろんなトライしてみてくださいね。

 

 

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。