あなたの手書きPOPのメッセージ、
他のお店でも使えるものになっていませんか?
…ちょっとチェックしてもらいたいのですが。
同じ商品を売っている同業他店に、あなたの手書きPOPを持っていったとして。
そのPOPが、そのお店でも使えるようなメッセージになっていないか?
もし、そうだとしたら、、、それは、ちょっとヤバいかもしれません。
お客さまの反響を得るのは難しいかもしれません。
調剤薬局店での手書きPOPの話
「なんだか、メッセージがしっくり来ないんです」
昨日、お伺いしていたある会員さんのお店での話。
調剤薬局店さんなんですけどね。
代表の方のお悩みの1つとしてありました。
手書きPOPを書いてみる。
メッセージを考えて書くんだけど、いまいち、、自分でも納得しない。
筆が止まってしまう、、、そうなんです。
さらに詳しく話をお聞きしてみると。
どうも、書く手書きPOPのメッセージが、
- どこかにありそうな表現
- 商品特徴を並べたもの
- 気持ちが入っていない
そんな文章になってしまう。
そんな風におっしゃっていたんですね。
ちなみに普段から僕に、
「●●さん、もっと思いや気持ちの部分を伝えていった方が良いですよ」
そう言われているわけですよ。
もう、イヤと言うほどね。
だから、思いを伝える重要性は実感されていらっしゃるわけです。
だけど、できない。
そこで、どうしたらいいか一緒に考えました。
原因は何か?
一緒に考えました。
どうしたら、もっと思いの伝わるような。
他店ではつかえないようなメッセージになるのか?
すると、1つの…らしきものに行き当たりました。
手書きPOPを書かれるときに、いろんな制約をつくられていることに気がつきました。
- こんな事を書いたら、ダメなんじゃないか
- こんな表現は、・・・じゃないか
- お客さまにイヤな気持ちにさせるんじゃないか
詳細は書けませんが、いろんな
「ダメなんじゃないか?」をつくられていたんですね。
結果、メッセージを書いていくうちに、標準化した。
若干ありふれた感じの表現になっていた。
そう感じたんですね。
もっと素を出していい
手書きPOPっていうのは、あなたの分身です。
あなたの代わりの存在です。
あなたが忙しくて接客できないときに、POPが代替えしてくれるわけです。
なので、そこに書かれる文章は、あなたが普段お話しされる内容が好ましい。
普段あなたが接客で話される雰囲気。トーン。
その内容。
それを変えずに、そのままの方がいいんです。
ヘンにかしこまっちゃうと(どうしてもなるんだけど)、あなたらしさが消えてしまう。
結果、よく見かけるような。
他店に持っていっても使えるような表現になってしまう。
そして、お客さまにも伝わらなくなってしまいます。
もっと素を出した方がいいんです。
…さて、最後に1つあなたもチェックしてください。
あなたが書かれる手書きPOP。
同業他店でもつかえるメッセージになっていませんか?
もしも、そうなっているとしたら、
もっともっとあなたの素の部分を出していいんですよ。
あなたらしさが出ているメッセージの方が、お客さまに喜ばれます。