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ご質問:「お客様が見やすく、購入したくなる売り場を作りたいです」

ご質問をいただきました。

無料で配布している「手書きPOP7つの極意
ご購読者の方からです。

いただきましたご質問はこちら。

来月から、店をまかされる立場になるので 売り上げを下げることのないよう、売り場づくりにチカラを入れたいと思っています。 お客様が見やすく また、購入したくなるような売り場にするには、どうすればいいですか?

手書きPOP7つの極意ご購読者

売場づくりの基本

「お客様が見やすく、また購入したくなるような売り場にするには、どうすればいいか?」

というご質問ですね。

どのような業種のお店なのか?
いただいた情報が上記だけですので、なかなか難しい部分がありますし、ピントがずれた話になるかもしれません。

そこで店舗であれば、どんな商品を扱っていらっしゃっても大切になってくる、売場づくりの基本をお伝えいたしますね。

このポイントを押さえておくことが、売り場づくりにおいて成果(数字)を上げる重要な分岐点になってきます。

そのポイントとは、、

売り場には、2つの種類があるということです。

2種類の売り場の違い

売り場には大きくいって、2つの種類があります。

  1. 魅せる売り場
  2. 売る売り場

これら2つです。

これらの違いを把握し、使い分ける。
ご質問者のおっしゃる「お客様が見やすく、購入したくなる売場」づくりにつながってきます。

では、それぞれの売り場を簡単に説明します。

『魅せる』売場とは?

ひと言で言うと、商品をディスプレイをする売場。

商品や売り場、お店の雰囲気、イメージを高めることが目的です。

たとえば、私が店舗で働いている時によくやっていたのが、新商品が入荷する。
その商品をお客さまにお披露目するために、コーナーの一角にディスプレイ。

(※ここでいうディスプレイとは、展示とも言い換えることができ、その逆の言葉が後述する陳列になります)

商品の存在を知ってもらう。
良いイメージを持ってもらうためにつくっていました。

売り場に並べる商品の量はそれほど多くなく、どちらかと言うとサンプル展示のイメージです。

売り場事例 お土産店
営業時代につくらせていただいた得意先様の売り場

『売る』売り場とは

文字どおり、売るための売り場です。
(説明の必要ありませんね(笑))

お店とは、商品をかってもらってなんぼ。
いくら商品や売り場に良いイメージを持ってもらっても、購入いただけなければ意味がありません。

そこで活躍するのが、この売る売り場。

わかりやすい例でいえば、ご近所のスーパーへ買い物へ行く。
入口はいってスグに、カップラーメンが段ボールで山積みになっている。
袋菓子が大量陳列されている。

これらは、「買っていただく」ことを最大の目的にした、『売る』売り場といえます。

量を買ってもらう(数字を上げる)ことを目的に商品を大量に仕入れているのに、格好よく魅せようとして、上記写真のように少量を陳列。

では、数字を稼げませんよね。
数字を上げるには、それなりの売り場づくりが必要です。

お土産店 売り場2
前職時代につくった魅せると売るをミックスした売り場

目的を明確にして使い分ける

あなたが欲しい結果はなになのか?

商品をお披露目して、知ってもらうことなのか?
いい印象を持ってもらうことなのか?

それとも、思いっきり数字を上げたいのか?

目的を明確にして、それにあった売り場づくりをおこなうこと。
どっちつかずになるのが一番やっちゃいけないこと。

いいお店は、ここが明確に区分けされている。
売り場を見れば、一目瞭然だと思います。

今回いただいたご質問、「お客様が見やすく、また購入したくなるような売り場にするには、どうすればいいか?」

細かい情報がわかりませんので具体的なお話はできませんが、魅せる売り場と売る売り場。
この2種類を意識すると、数字もともなった売り場づくりの実現につながるのではないでしょうか?

ぜひチャレンジされてみてくださいね。

ご質問ありがとうございます。

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ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。