手書きPOPを置くことで得られる2つの効果

 

1度、手書きPOPの威力を知ると、ヤミツキになるものです。

POPを書かずにいられなくなる。

というか、POPを置かずに売場へ商品を並べることに、躊躇(ためら)いを感じるようになるのです。

 

この間、勉強会をした時の参加者さんも同じようなことをおっしゃっていました。

今日は、チョットその辺りを僕の経験も踏まえてお伝えします。

 

撮り収めじゃないけど、今のうちにネ

撮り収めじゃないけど、今のうちにパシャパシャしてます

手書きPOPを置くことで得られる2つの効果

例えば、あなたのお店に発注していた商品が入荷した。

新商品が納品されてきた。

「さぁ、今から売場へ並べるぞ」

となった時、そこで一緒に手書きPOPを置くかどうか?

で、その後の結果って変わってくるものです。

 

手書きPOPを商品と一緒に置くことで、少なくとも2つの効果が生まれます。

  1. 認知(フィクセーション)効果
  2. こだわり効果

この2つです。

1.認知(フィクセーション)効果が増す

人間というのは、視覚思考の動物といわれています。

目で視たモノを信頼するんですね。

夜中に何か不穏な音がしたら、目で視て安心(納得)したい。

ヒトが狩猟時代に生き残るために進化させた習慣で、今も残っているのです。

 

これは、買い物をしている時にも活かされていて。

売場を歩きながら、目の動きは、飛ぶ(サッカード)⇒止まる(フィクセーション)。

これを繰り返しながら、商品間を移動しています。

ものすごく短いコンマ何秒の世界らしいのですが、そうやってモノを探したり、認知しているそうです。

 

こうやって考えてみると。

例えば、手書きPOPがあるのと、ない商品。

どっちの商品が、お客さんの目が止まりやすいか?

フィクセーションしてもらいやすいか?

ということですよね。

2.”こだわり”感を感じやすい

例えば、あなたがスーパーへ野菜を買いに行ったとします。

今晩のサラダ用に、トマトを買おうとして。

売場を見ると、2種類のトマトが売場に並んでいた。

 

1つは、トマトが3つ袋に入れられて売られているモノ。

もう1つは、同じようにトマトが3つ袋に入っているんだけど、その袋の中に、手書きで書かれた紙のタグが入っている。

「山田農園のトマト」

って、書かれた小さな紙が入っている。

 

値段もトマトの大きさ・見た目も同じだったとしたら、どっちのトマトを買いたいですか?

 

僕だったら、後者。

「山田農園のトマト」と書かれた紙のタグが入ったトマトを買うと思うんですね。

・・・どうしてか?

後者のトマトの方がこだわられている感じがするから。

袋詰めに紙のタグを入れる手間をかけられている。

そういうのを見ることで、トマトの栽培もこだわられているんじゃないか?

そう感じるからですね。(勝手に、想像の世界だけどね)

 

これって、お店の売場。

手書きPOPにも当てはめられますよね。

売場に手書きPOPが置かれている商品と、何にも置かれていないのと。

どっちが魅力的か?

買いたいと思うのか?

 

 

手書きPOPって、けっこうバカにならないです。

今日挙げたのは2つの効果だけど、他にもイイことって、いっぱいあります。

コストはかからない。

必要なのは、ちょっとした手間と時間。

でも、明らかに結果は、違ってくる。

それらを分かった上で、時間と手間を注いでいくか?

という問題になってきますよね。

 

この間、勉強会の参加者さんが話されているのを聞いて、こんなコトを思っていました。

 

 

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。