なぜ、話を聞いてもらえないのか?

今日のテーマは、『信頼』です。

一体、どんな事をすれば、人は人を信頼するのでしょう?
お客さまに何をすれば、信頼してくれるのでしょう?

どんな商品、どんなサービスを販売するにしても、
信頼されない限り、ものは売れません。

どんな素晴らしい、性能の優れた商品であっても、
見ず知らずの人から商品を買おうと思いません。
信頼ゼロのお店でサービスを受けたいお客さまは一人もいないと思います。

「一体どうすれば、信頼してもらえるのか?」

お客さまから信頼を獲得する方法を考えます。

信頼こそ最強

お客さまに信頼してもらえれば、セールスは圧倒的に楽になります。
へたな接客トークは無用です。
セールストークを磨く必要もありません。

中途半端なトークは、かえってお客さまを不快にさせる結果を招きます。

例えば、あなたがよく行くお店。
常連のリピート店。

「なぜ、そのお店で買い物するのでしょう?」

恐らくその答えは、そのお店を

『信頼』

しているから、だと思います。

  1. そのお店で売られている商品への信頼
  2. そのお店のメニューに使われる原材料への信頼
  3. そのお店の店員さんへ信頼

かなり極論的な喩えですが、信頼がなければそのお店にはいかないと思います。

信頼があれば、お客さまは話に耳を傾けてくれます。
話を聞く姿勢をとってくれます。
商品説明を熱心に聴いてくれます。

買うかどうか?
選択してもらえるステージまで進めます。

しかし、お客さまとの間に信頼を築けていないとどうなるか?

あなたが一生懸命話をしても、
「この人には必要だよな」
と思える人を見つけて商品の説明をしても、
鬱陶しいセールスと勘違いされかねません。

どれだけ商品の価値やこだわりを伝えても、
押し売りと勘違いされて一目散にその場から逃げられます。

目を合わせてもらえないかもしれません。

それほど信頼は、偉大。
パワーを持っている。
どんな優れたセールストークより、絶大な力を持っている、
そう感じています。

では、どうすれば信頼してもらえるのか?

「臼井さん、信頼の力は解りました。
お客さまに信頼されれば、商品も売りやすくなるという事ですね。
では、その信頼は一体どうすれば得られるのですか?」

こんな意見が出てくると思います。
当然です。

では、お客さまとの間に信頼関係を築くにはどうすれば良いか?

っとその質問をする前に
こう考えてみてはどうでしょう。

『あなたは、どんな時に人を信頼するか?』

です。

あなたご自身が一体どんな時に人を信頼するのか?
どんな人を信頼するのか?
そこを考えてみれば、何かヒントが見つかるのではないでしょうか。

あなたが人を信頼する瞬間

例えば、高校生時代。
あなたは同じクラスの異性の子が好きになった。
初恋です。

何とかして彼女(彼氏)になりたい。
そのために告白をしたい。

しかし、いかんせん経験不足でどうやって告白すれば良いのか?

皆目見当がつなかい。

そこで、あなたは友人の倉田俊介くんに相談します。
倉田君はクラスでも人気の男の子。
彼女もいます。
勇気を持って相談しました。

「俺、○○さんの事好きになった…。
告白しようと思ってるけど、どうすれば良いか教えてくれないか」

昼飯を御馳走するという条件をもとに、倉田君はその告白法を教えてくれました。
あなたはその倉田君に教わった通り、彼女に告白。
すると万事うまくいった。

彼女にできた!

…さて、この時のあなたの倉田君への感情って、どんな感じでしょうか?
見事彼女にする事ができた、その告白法を教えてくれた倉田君への気持ち。

勿論感謝の気持ちもあると思います。
有難い気持ちもあるでしょう。
さらにもっと深く見れば、

『倉田君への信頼』

の感情ってそこにはないでしょうか?

今度また、彼女をデートに誘う時どこへ遊びに行けば良いか?
「デート先を彼に相談したい」
そんな風に思わないでしょうか?

『信頼』=『実感』

そう、信頼は実感から生まれるのです。

信頼を獲得する方法もいくつかあります。
しかし、1番早く、1番強い信頼を得る方法、

それが、『実感』してもらう事です。

「やっぱりこいつは頼りになる」
「女の子の事はこいつに相談すれば間違いない」
「今度もこいつに相談しよう」

先ほどの倉田君の例でいえば、彼の言うとおりに告白をして彼女ができた。
これが実感です。

この実感があるから、
倉田君に対して絶大な信頼を抱いたのではないでしょうか。

実は、ご商売も同じです。

あなたが何か商品を売りたい。
お客さまに何かしら行動をとってもらいたい。
そのために必要なことが、信頼を勝ち得る事です。

そしてその信頼を獲得するためには、

『お客さまに実感』

してもらうのが1番です。

どんな方法でもOKです。

  1. 商品サンプルを食べてもらう
    ⇒その味を実感してもらう
  2. サービスの導入部分を受けてもらう
    ⇒その価値を実感してもらう

とにかくお客さまに実感してもらう事。
これが1番早く、ストレスなく信頼を獲得する方法です。

お客さまにとってもらいたい行動があると思います。
その行動をとってもらう前に、まずは

『実感』

してもらう。
有料なのか?無料なのか?
その方法も色々と考えられると思います。

実感があれば、ヘタなセールストークなんか目じゃありません。
下手にトークを磨くより、強烈な影響を持っています。

あなたの商品を実感してもらう方法、
何かないでしょうか?

売れるPOPの書き方ハンドブック

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ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。