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ネットが苦手な方へ。アナログ販促(DM)で成果を出した、ある地方の宿

 

手書きPOPにしろ、チラシにしろ、、、どんな内容を書けばいいのか?

ものすごく気になるところですよね。

 

ただ今日お話しするのは、そのまったく逆の話です。

 

販促物の「目的」を考えて、そのためにはどんな「内容」にすれば良いのか?

を考えるやり方です。

【目的】⇒【内容】

若干キレイごとのように聞こえるかもしれないけれど、実は重要な考え方になってきます。

 

あるお宿の事例をご紹介しながら、今日はお伝えしていきます。

 

先日観た映画~杉原千畝

今年最後の映画はこちらでした「スギハラチウネ」

アナログ販促で成果を出したあるお宿

とある地方の温泉宿の話です。

機種によっては携帯電話もがつながらない、地域の宿です。

 

その宿は、宿泊業をされる一方で自社商品の卸販売、物販もされているのですね。

物販といっても、通販が中心です。

条件的にも地方の立地なので通販の仕組みをうまく作って、

「遠方の方にも商品を買ってもらいたい」

と、(僕がサポートにうかがった時点では)今後の方向性を模索されている段階でした。

 

ただ実際にDM(ダイレクトメール)なども活用され、すでに結果も出されていたんです。

ある夏は、「100件のDMを送られ、約30件の受注」

冬には、「150件のDM配布に対して限定100個の商品が完売」

そして、翌年の冬には、

「250件のDM発送に対して、71件の受注」

と、着実に結果を残されていました。

 

さらに特筆すべきは、インターネットをバリバリ使っていないところ。

宿の女将さんがご自身で作ったチラシを封筒に入れて送付される、

従来のアナログスタイルです。

販売されている商品は、5,000円前後。

どちからかというと、高価格帯です。

 

何がいったい、こんな結果を生み出しているのか?

お客さまにしっかりアプローチできているか?

実は、僕はご縁をいただく会社やお店さんには、いまご紹介したようなスタイルで成果を上げられている方が多いです。

手書きPOPに限らず、販促物をうまく活用して売上を上げるというカタチです。

 

たとえば、製造や卸業の会社さんだと、手書きPOPをつかえる機会って限られている。

だから先程のお宿さんのように、DMなら業種を問わずつかえる。

業種や業態によって、つかう販促物を替えながら、、、、。

 

そして、ここには1つのポイントがあって。
どんな業種であっても、つかう販促物が違っていたとしても、共通するポイントがあるのです。それは、

  1. 今いるお客さまにアプローチする
  2. そのために販促物をつかっている

この2点に沿っている部分です。

一見すると、すごく当たり前のような話に聞こえるけれど、すっごい大事なポイントです。

 

…冒頭でご紹介したお宿さんも例にもれません。

自社商品を販売するためにしたことは何か?

  1. これまでに宿泊されたお客さまの洗いだし
  2. そのお客さまへ販促物を送った

すごくシンプルに言えば、この2点です。

 

もちろん、「…送付した販促物はどんなのだったか?」

その内容も気になるところだと思います。

だけど、その中身ばかりに興味がいってしまい、上述の2点を行えていないケースも多かったりします。

 

販促物は、いまご縁をいただいているお客さまへアプローチするためのモノ。

そして、そのためには、どんなモノ(内容)にすれば良いのか?

まず、この視点を持つ。

すると、

  • どんな時に?
  • 誰に?
  • どんな販促物を?
  • どんな内容で?

といった、販促物に必要な要素を考えるアイデアにつながってきます。

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。