販促物をつくると、さまざまなメリットがあります。
商品やサービスが売れやすくなる、っていうのは勿論そうだけど。
その他にも、たくさんのイイことが生まれます。
例えば、その中の1つ、
「個性に気づける」
というのがあります。
お客さんが支持する理由、ここに気づけるのです。
先日、サポートに伺った美容院さんでも、同じような話になりました。
「同じ商品を売っているのに、繁盛するお店と潰れてしまうお店があるのはどうしてなんだろう?」
美容院のオーナーさんがポツリと聞かれました。
同じ条件なのに、違いが出るのはどうして?
今よく見かけるようになった1,000円カットの散髪屋さん。
いろんな所でお店がOPENしていますよね。
僕は利用したことないんだけど、車を走らせていても、よく見かけます。
提供するサービスは、どのお店もほぼ同じ。
1,000円のカットだと思うんです。
なのに、繁盛するお店とそうじゃないお店の違いが出るのは、どうしてなんだろう?
- 同じ商品を
- 同じ価格で
- ほぼ同じ質で
提供している。
条件はほぼ同じなのに、、、、どうして?
やっぱり立地の問題が大きいの?って。
オーナーさんが不思議がられて、ポツリとおっしゃったのは、そういうことです。
販促活動は、個性を伝える作業
僕ね、このオーナーさんがつぶやかれた話は、1,000円カットに限らず他の業態・商品でも同じだと思っているんです。
そして、その問題を引き起こしている要因の1つは、「個性がない」。
ここにあると思っています。
要は、お客さんがそのお店で買う理由を見つけられない。
だから、
- 価格が安いところ(1,000円カットの場合は値段が同じなので違うけど)
- アクセスの便利なところ
- 品揃えのイイところ
を選んで買い物をするわけですよね。
僕がいつも大好きな梅酒を買うときもそう。
リカーショップで売場へ行くと、ズラー―と梅酒が並んでいます。
だけど、そこに提示されている情報は、
- 商品名
- 価格
- 容量
- つかわれている梅の産地
このような感じです。
僕にしたら、どれを買ったらいいのか?分からなくていつも悩むんです。
っで、結局最後は、パッケージの良さや割安感(価格と容量のバランス)で選んでしまう。
価格が商品選びに大きく影響しています。
これって、お店(売り手側)からすると、あんまりイイ状況じゃないわけですよね。
価格で選ばれる、っていうのは。
逆にいえば、
「この商品を買った方がいい」
「あのお店に買い物しに行こう」
そう思わせる何かをお客さんに伝えていかなきゃイケない。
伝えていければ、たとえ上記のメリット(価格や品ぞろえ、アクセスのよさなど)を持っていなくても選ばれる可能性は出てくるはずです。
・・・じゃあ、どうすればイイのか?
僕がお薦めするのは、販促物をつくること。
ココです。
販促物をつくろうとすると、冒頭でもお伝えしたように、「個性」に気づくことがデキるから。
- どうして、お客さんがその商品を購入してくれているのか?
- どうして、たくさんあるお店の中から自店を選んでくれているのか?
- ・・・・・
こういったことに気づく作業をいっぱいしていくわけです。
ここがないと、中々メッセージをつくれないから。
そして、この作業の中から、
「自分のお店ってこういうお店なんだ」
という個性やウリみたいな部分に気づけることになる。
販促物をつくると、ほんと色んな派生効果が生まれてきます。
・・・先日、美容院さんへサポートに伺った帰りに、車を運転しながら考えてました。