今日は、販促物の設置場所の話です。
あなたが創られた販促物。
それをどこに置くか?
そして、どのタイミングでお客さんに見てもらうか?
ココを意識するかしないかで、反響は大きく変わってくるよ。
という話です。
お客さんは目的を持ってお店に来ている
スーパーにしても、美容院にしても、お客さんは目的を持ってお店に来店していますよね。
何かを買うため、、、なのか。
何かのサービスを受けるため、、、なのか。
何かをするために、あなたのお店に来店していますよね。
美容室なら、髪をカットしてもらうために。
歯医者さんなら、歯の治療をしてもらうために。
スーパーなら、今晩の晩ご飯のおかずを買うために。
何かの目的があって、来店しているわけですよね。
・・・これって、間違っていないですよね。
っで、ここでね、話をお客さんのその目的にフォーカスしてみます。
歯医者さんへ行ったら、まず行うこと
例えば、あなたが今日これから歯医者へ行くとして。
歯医者さんへ着きました。
駐車場に車を停めました。
そして、ドアを開けて中に入りました。
まず、最初にするのは何か?
というと、受付に診察券を渡すこと。
・・・ですよね?
(初診なら、保険証を渡して、問診票などを書く、、感じ)
診察券を渡したら次にするのは、呼ばれるまで待合室に腰かけて順番を待つ。
こんな感じじゃないでしょうか。
そして、名前を呼ばれたら、治療を受けに行く。
治療を受けて、待合室へ戻ってくる。
診察料を払って、出て行く。
1.駐車場に車を停める
↓
2.歯医者へ入る
↓
3.診察券を渡す
↓
4.待合室で順番を待つ
↓
5.呼ばれる
↓
6.治療
↓
7.待合室へ戻ってくる
↓
8.治療費を払う
↓
9.出て行く
こんな感じですよね。
これが歯医者へ行った時のあなたが行う一連の動きの流れ。
っで、この動きに合わせて、次は感情面(気持ち)の部分をみてみると、、、。
患者さんが1番落ち着くのは、どのタイミングか?
歯医者へ来ているあなたの目的は、もちろん歯を治療してもらうことです。
なので、気持ち的には、歯の治療が終わるまでは落ちつかない。
先生に診てもらって、待合室に戻ってくる。
そこで、ようやくホッとする。
そんな感じじゃないかな、と。
言ってみれば、診察が終わって、診察代を払うまでの時間。
そのチョットした待ち時間が、1番心落ちついた時間じゃないかと思うんです。
【7.待合室へ戻ってくる】
↓
【8.治療費を払う】
この時間です。
ここが気持ち的にも余裕があって、落ちついた時間。
逆に言うと、コレ以外の時間。
例えば、
1.駐車場に車を停める
↓
2.歯医者へ入る
↓
3.診察券を渡す
↓
4.待合室で順番を待つ
↓
5.呼ばれる
↓
6.治療
ココまでの時間というのは、患者さんにすれば、心落ち着いていない。
内心そわそわの時間だと思うんです。
「虫歯、ひどいのかなぁ。
抜かなきゃイケなかったら、どうしよう。。」
って、いろいろ心配したりしながらね。
では、これらを踏まえた上で考えていくと。
ここからが、販促物を活用するうえで重要なポイントです。
どのタイミングで販促物を見てもらうと、読まれやすいのだろう?
【1.駐車場に車を停める】
↓
【6.治療】
この時間は、患者さんもそわそわ時間。
一方、
【7.待合室へ戻ってくる】
↓
【8.治療費を払う】
この時間は、目的も終えて、患者さんも落ち着いた時間。
と仮定してみれば、、、どのタイミングで販促物を見てもらうのがイイのだろう?
どの時間が読んでもらいやすいのだろう?
そして、読んだ後、患者さんの心に入っていきやすいのだろう?
少しまわりくどい書き方になっちゃいましたが。
販促物を見てもらうタイミングって、重要です。
お客さんというのは、何らかの目的をもって来店しています。
そして、その目的を達成するまでは意外と寄り道をしない。
販促物を見せられても、目に留まらない。
見ても、心に残らない。
そういうことです。
極端に言うと、歯が痛くて来院している患者さんにいくら話しかけても、耳に入らない。
そういうことです。
歯を治療してもらって初めて、他の話が耳に入る状態になる。
ある調べでは、ファーストフード店やスーパーのデリコーナーにいたるメニューボード。
お客さんが見ていた時間の61%は、オーダーした後らしい。
いずれにしても、手書きPOPやチラシにおいて、、、設置場所がカギになってくる。
書いてあることが全く同じ手書きPOPでも、置く場所。
お客さんに見てもらうタイミング次第で、成果ってガラッと変わってきます。
置く場所(=見られるタイミング)を間違えると、成果は上がりにくくなってくる。
歯医者さんを例にとって伝えてみましたけど、あなたの業種にも当てはまることないでしょうか。