手書きPOPの実践にあたっての悩み。
それらの1つが、
「何を書いたらイイのか分からない、、、」
「どんなコトがお客さんに響くのか、、、」
といった、メッセージの部分ですよね。
このブログでも再三、ココが手書きPOPの最大の悩みっていう話をしています。
でね、先日読んでいたある記事が印象に残ったんです。
POPに書くメッセージを考えるのに役立つんじゃないか?って。
●●が家に置かれることで、生活がどう変わるのか?
デザイン家具などを扱っているアクタスのお店の話なんだけど。
その記事に書かれていたのは、
売場の販売員にマニュアルは作っていない。
素材やスペックよりも、家具が家に置かれることで生活がどう変わるか顧客に語りかけることを重視しているからだ。(後略)
~日経MJ
こんな話。
なんでも、こんなやり方(取り組みは他にもあるんだけどね)を実施することで、セットで40万円もするような2段ベッドとかが飛ぶように売れているらしい。
・・・聞かれたことって、ないですか?
「お客さんは商品を欲しいんじゃなくて、その商品を手に入れることで得られるその先の●●だ」
みたいな話。
(よく言われていません?)
要するに、そのあなたが販売されている商品を買ったら、どんな風に自分(お客さん)はなれるのか?
そこをうまく伝えられたら、響きやすい。
そういうニュアンスで伝えられていると思うんです。
僕も同感です。
・・・ただ、ココってちょっと難しかったりする。
頭では何となく分かっているつもりなんだけど、、、実際、メッセージに落とし込む段になると意外と、、、で。
「・・・うん?
この商品を手に入れることで得られるモノ?
うーん、なんだろう、、、?」
っていう感じで、なかなか思いつかなかったりする。
なんで、そんな時は、こういう風に考えてみたらどうだろう?
「その商品を1番使って欲しい人は誰か?」
「そのサービスを1番受けて欲しい人は、どんな人か?」
っで、
「その人は、商品を使うと、どんな風になれるのか?
・・・例えば、日々の生活がどんな風に変わるのか?」
こう考えてみる。
(商品の部分に、あなたが扱っているモノを当てはめて考える)
・・・どう?
少しは、メッセージ考えやすくならないですか?
(それとも、却ってややこしくなった!?(笑))
誰に1番使って欲しいのか?
を考えて、
その人が使うと日々の生活に、例えば、どんな変化が生まれるのか?
こんな感じでメッセージを考えみましょう。
そして、考え付いたメッセージを手書きPOPにして、お客さんに伝えてみましょうね。