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お客さまの足が止まるPOP の秘密 。お客がお客を呼ぶ、その理由とは

お客さまの足が止まるPOP とは一体どのようなものなのか?コロナ禍の百貨店での実演販売。試食をおこなうことができず、お客さまが足を止めてくれない。試行錯誤のなか、お菓子製造会社の社長さんが発見された、お客さまに足を止めていただく工夫。それが、POPでした。

コロナ禍の百貨店での実演販売。お客さまの足が止まらない…

「臼井さんのセミナーに友情出演で呼んでください」
「みんなに伝えたいです、臼井さんのポップの威力を」

キッカケは、仲間の方のお声でした。お菓子の製造・卸販売や百貨店などでの催事販売をされる社長さんです。

実は、こちらの社長さん、周囲のお店の方々と同様に、コロナ禍で大きなご苦労をされました。当時、取り組まれていた百貨店での催事もずいぶん中止になったらしく。催事が開催されても、以前のような販売ができなくなっていました。

例えば、物産展といった催事販売は、お客さまとのやり取りが醍醐味だったりします。

お客さまは物産展のブースを順に見て周りながら、興味があったお店に立ち止まる。お店の方が声をかけて、そこからコミュニケーションが始まり商品を買っていただく。

しかしコロナ禍では、それができない。積極的な声がけもできる限り控えなければいけなかった。さらに厳しかったのが、試食販売の禁止です。

お客さまの足を止めるための工夫

「こちら、どうですか?」

催事販売のもう1つの醍醐味に、試食販売があったりします。お客さまに足を止めていただく。商品に興味を持っていただく。その方法の1つとして、試食販売をされるお店も多いです。

商品を買っていただくために、まずは食べてもらい、「美味しい」と実感してもらうのが一番早いですからね。

だけど、コロナ禍では試食も禁止。「非常に厳しかった」と今回の主人公である社長さんもおっしゃっていました。

積極的な声がけはダメ。試食販売もなし。そのような逆境のなか、社長さんは、新たな接客・販売の方式を見いだしました。その1つが、手書きPOPの活用でした。

お客さまの足が止まるPOP 。百貨店での実演販売でお菓子製造会社の社長さんが使われていた、手書きPOP
お客さまの足が止まるPOP 。百貨店での実演販売で社長さんが使われていた、手書きPOP

お客さまの足が止まるPOP の威力

「 予想以上にお客様とのコミュニケーションがとることができて驚きました」

お菓子製造会社の社長さんは、インタビューのなかでこうおっしゃっています。

お客さまへ積極的な声かけはできない。だけど、POPをブースの売り場に置くことで、興味のあるお客さまは読んでくださる(初めは遠巻きに見ながらですが)。そして、POPに書いてある内容に共感していただけたら、今度はお店(出店ブース)に近づいてくれる。もしくは質問をしてくださる。

すると、ここでコミュニケーションが生まれます。

一方で、このようなお心当たりもあるのではないでしょうか。追いかければ逃げる。語弊のある言い方ですが、お客さま心理の典型ともいえる行動。

例えば、お店の売り場をグルグルまわっているときに、販売員さんから、

「何かお探しですか?」「この○○、今おすすめですよ」

声をかけられた途端、聞こえないフリをしてしまった。適当に返事をしてその場から
立ち去ってしまった経験、、ありませんか?

お客さまって面白いですよね。多少なりとも興味があっても、向こう(店員)から声をかけられるのって、あまり好きじゃないんですよね。もしくはタイミングよく声をかけてもらいたい。そういった心理を持っているのは、あなたもご承知のとおりですよね。

POPでお客さまの足を止め、コミュニケーションを実現

その点、POPは楽ちんです。書いて売場に置いておくだけ。興味のあるお客さまは見て
話かけてくださいます。

その時点で、ある程度あなたの商品に興味を持ってくださっているため、コミュニケーションはスムーズです。販売につながる可能性も高いです。

一方、こちらから一生懸命声をかけると嫌がられる。無視される可能性はかなり高いですよね。

POPを間に挟んで、お客さまとのコミュニケーションを生み出すことがポイントです。

お客さまとの関係性がない。今回のように、イベント(マルシェ)での販売や新規のお客さまとのやり取りの場合は、特に先ほどお話ししたように、お客さまの警戒心は高い傾向に傾向にあります。

その場合にどのようにして、お客さまに足を止めていただくか。

  1. POPを見てもらう
  2. 興味を持ってもらう
  3. コミュニケーションをとる

この流れはかなり有効になってきます。

今回ご紹介した、お菓子製造会社の社長さんは、上記の方法でコロナ禍の苦境を乗り切られました。そのあたりの詳しい状況をお話しいただきました。

お客さまの足が止まるPOP と接客・販売新方式とは

実際に、POPがどのように効果があるのか?お客さまの足を止める役に立っているのか?インタビュー動画のなかで、ざっくばらんにお話しくださっています。

インタビューの中でおっしゃっているように、

  • お客さまの足を止める
  • 説明せずに興味を持ってもらうその方法
  • 単品だけでなく関連販売につなげ、単価を上げるにはどうすれば?
  • 経費をかけず、100均で揃うツールで何倍もの売上を上げるには?…など

催事だけでなく、店舗販売でも使えるヒントが今回の動画から体感できると思います。ぜひご覧なってみてください。

臼井浩二口コミ1
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社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。