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【直売所セミナー】生産者も店舗もWin-Winが実現する、ある方法とは

先日2月19日、福井県でセミナーを
開催いただきました。

福井農林総合事務所の農業経営支援部さんから
ご依頼をいただき、地元の生産者さんが
対象のPOPの研修会でした。

POPセミナー 農協・生産者向け
150名の生産者さんが参加くださいました

農産物だけではもう売れない

道の駅、直売所へ行くと
多くの農産物が販売されています。

お店の規模により
出荷者さんの人数により
お野菜の多い、少ない差があると思います。

規模の大きいお店に
お客が集中化の流れは止まりません。

「たくさんの商品の中から野菜を選びたい」

「どうせながら魚も買えるお店で
買い物をしたい」

お客さまの自然な心理だと思います。

小さなお店は淘汰されるのか?

お客さまの動きに合わせて
生産者さんの流れも変わります。

「どうせなら、お客さまの多いお店に
野菜を出荷したい」

これもまた生産者さんの自然な心理だと思います。

お客の多いお店の方が野菜も売れやすい。

そう思いますよね。

すると、どうなるか?

ただでさえ出荷者の減少に
頭を抱える直売所が多いなか、

規模の小さなお店から生産者さんが離れていく。

売りものが減ったお店に
お客さまは集まらない。

お客離れに拍車がかかる。

直売所の二極化

スーパーでも産直コーナーが常設

さらに言うと、地元のスーパーでも
産直コーナーを設けるお店が増えています。

先日お伺いした福井県さんでも
多くのスーパーさんが産直コーナーを
常設していると言います。

野菜を出荷する生産者さんは限られています。

「どこのお店へ出すのか?」

生産者さんも売れるお店を
当然選びます。

結果、直売所の二極化が起きていると思います。

今後、お野菜をつくる生産者さんが
減少すれば、その流れは
さらに顕著になると思われます。

直売所の生き残りをかけて

今回の福井県でのセミナーは
生産者さんが対象でした。

生産者さんに今よりお野菜を売っていただく
ために、POPという販売を学んでいただきました。

実はこのPOP、

お店にとってもメリットがあるのです。

特に私が伝授するPOPの販売法は、

『商品を販売するのではなく
”生産者さん”を売る』

売り方です。

30歳のころに働いていた
大阪の産直店での経験から言うと、

直売所や道の駅に来店する
お客さまの楽しみの1つは、

地元の生産者さんに『触れる』こと

だと思っています。

詳しい話はまたの機会にいたしますが
商品そのものを買いに来ているというより、

生産者さんを感じたくて
生産者さんがつくったお野菜を買いたくて
来店されています。

『生産者さんを感じられるかどうか?』

ここがスーパーさんで売られている
野菜との違いです。

もしも、あなたが直売所や道の駅の
立場の方であれば、

「生産者さんにももっとPOPを
書いてもらってください」

あなたが行政や自治体の方であれば

「生産者さんにもっともPOPを
おすすめしてください」

生産者と店舗がWin-Winを実現

POPを実践すれば、

生産者さんの販売量が上がり
お店の価値(来店する楽しみ)を引き上げる
相乗効果を実現します。

野菜が売れれば嬉しいので
生産者さんは出荷量を増やしてくれます。

お店に生産者さんが戻ってきます。

お野菜が増えれば増えるほど
お店の魅力や価値は高まります。

もっともっとPOPを浸透させてみてください。

今回の福井県でのセミナーでも
生産者さんががんばってPOPを書かれていましたよ。

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。