大手やブランド店のように
誰もが知っている存在、
であればOKです。
放っておいてもお客さまは来てくれるし
商品もバンバン売れるでしょう。
しかし、私たち小規模店は違います。
動いてなんぼ。
知ってもらう。
来店してもらう。
商品を買ってもらう。
仕掛けをしないことには
状況は変わりません。
待っていてもお客さまは来てくれません。
しかし動けば成果は得られます。
正しく行動すれば
その分の見返りは掴めます。
集客パックの会員さんから
こちらのご報告をいただきました。
(前略)昨日、DMチラシを見て、
50km離れた○○県○○市から4人で
来店されました。(後略)
メッセージのポイントだけ
抜粋させていただきました。
年末に既存顧客さんへDMを配布されました。
それから約1か月経って
お客さまが来店された。
しかも、50㎞離れた街からです。
お客さまは、ちょうど会員さんの
お店がある町に用事があり、その帰り道に
ナビで調べて来店くださった。
ありがたいお話です。
お客さまとの関係性がなければ
起きないお話だと思います。
リアル店舗の強みを存分に発揮した
典型的なお話だと思います。
だって、
「その近くに用事があった」
とはいえ、わざわざナビで調べて
来店してくださったわけです。
お客さまにすれば、そのまま帰っても
よかったわけですよね。
しかし「行ってみようか?」となった。
久しぶりに故郷へ帰った仲間が
旧友に会いに行く、そんな感じがします。
このような有難いお客さまが
多数いらっしゃるお店は強いです。
「バイパスが出来てお客が減った」
「車の通行量が減って売上が落ちた」
周囲の環境に振り回される不安もありません。
通りすがりじゃなく、
『わざわざ』来店してくださる
お客さまがいればお店は安定します。
じゃあ、どうすれば
そんなお店になれるのか?
会員さんがやられたことを
もう一度振り返ります。
会員さんが何をされたのか?
商品づくり、お店づくり…
さまざまな取り組みをされています。
そんな取り組みや努力すべてを
成果に直結させた
ある1つの行動があります。
それは何か?
…
お客さまへのアプローチ、
昨年末、顧客へDMを送られた。
これが1つの発端になった
決して言い過ぎではないと思います。
DMを送られたことで
50㎞離れた街から1時間以上かけて
やって来た際に、
「寄ってみようか」
お客さまの心を動かしたのだと思っています。
仕事冥利に尽きる瞬間って
日常のなかで様々あります。
1時間以上かけてわざわざ来店くださった。
個人的には、やりがいをビンビンに
感じまくれる瞬間の1つです。
お客さまへアプローチされていますか?
お客さまへ伝えていますか?
伝えるコツは、
初めから大きく狙わず
小さな変化に気付くことです。
変化が次第に突破口になってきます。
動かない限り何も変化は起こりません。