毎月、店販商品だけで
200万円売る美容院さんがあります。
店販とは、 ひと言で言えば、物販です。
美容院さんといえば、
カットやカラーなどの技術サービスが
メイン商品だと思います。
そこにプラスして
シャンプーやトリートメントなどモノを販売。
するとどうなるか?
カットやカラーなどとは別に
毎月200万円近くの売上がプラス
それが冒頭の美容院さんです。
この店販の考え方は、
他の業種でも同様です。
本商品、本サービスがあって。
それとは別に毎月、売上がたつ。
結構大きいんじゃないか
と思うんです。
しかも、この店販の仕組みは
様々なメリットが存在します。
例えば、美容院さんがお客さまの
髪をカットするのに、 どれくらいでしょうか、
おそらく30~40分はかかりますよね。
その間、あなたは基本
そのお客さまに付きっ切り。
『分身の術』でも使えない限り、
一人のお客さましかお相手できない
と思います。
必然的に、
「1時間に○人」
という感じでカットできる
お客さまの数に制限が生まれる
と思います。
イコール、
時間単価や1日の売上のキャパが
決まってきますよね。
お一人のカットが3千円で、
1時間にお二人が限界、
8時間の営業時間だとすれば、
3千円×2人=6千円(時間単価)
6千円×8時間=4.8万円(1日の売上キャパ)
になってくると思います。
ここに月の営業日数をかければ
1か月の売上MAXが導き出せると思います。
この売上キャパを超えるには、
方法は2つしかありません。
1:人数を増やすか?
2:単価を上げるか?
この2つです。
スタッフさんを雇って
施術できるお客さまを増やす方法。
そしてもう1つが、
お客さまの単価を上げる方法です。
カット代3千円しかお支払いが
なかったお客さまにもうプラス2千円
支払ってもらう方法です。
5千円×2人=1万円(時間単価)
1万円×8時間=8万円(1日の売上キャパ)
単価が2千円アップすると、
単純に1日の売上は
3千円のときの4.8万円から
8万円に3.2万円アップします。
基本、店販は手がかかりません。
「お客さまが声をかけて下さり
その質問に答えるだけで売れました」
これは店販販売がうまくいく
会員さんが共通して言う セリフです。
私たちにはPOPという心強い味方がいます。
POPと一緒に店販商品を
陳列するだけで、後はある意味
放っておいても商品が売れる。
そんな状態がつくれるのです。
冒頭の店販だけで毎月200万円
販売される美容院さんは、
まさにこの状態だと思います。
さらに、
販売商品が他で売ってなくて
お客さまにも気に入ってもらえば、
必然的にリピートにも繋がります。
あなたのお店への来店目的が生まれます。
美容院さんを例に挙げていますが
他の業種でも考え方は同じです。
本商品(サービス)にプラスして
売れる商品はないか?
『店販』の考え方を意識することです。
「…そうは言っても、臼井さん、
買ってもらうのが難しいんですよ」
本音かもしれません。
いえいえ、しつこく繰り返しますよ。
あなたには、あるじゃないですか、
POPという最強の販売促進ツールが。
【店販】+【POP(ポップ)】
この2つをミックスすることで
可能性はまだまだ広がります。
ポイントは、
1:リピート性のある店販商品
2:購入してもらう仕組み
この2つを整備することだと思います。