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「商品説明が多いと読まれない?」は、真実か?

手書きPOPの成果を妨げる、最大の壁。
一体、何だと思います?

それは、伝える「恐怖」です。

こういうと、何かすごく大袈裟に聞こえるかもしれませが、
だけど、本当なんです。
伝える恐怖…これをもう少し分解して分かりやすくしましょう。
恐怖には、いくつかの種類があります。

例えば、自分を伝える恐怖。
よくこんな話を聞きませんか?

  • あなたの想いを伝えましょう。
  • あなたの事をもっと伝えましょう。

しかし、伝え手であるあなたは、ここに1つの恐怖を感じます。

  • 「自分の事なんか伝えても、興味を持たれるの?」
  • 「自分の意見を伝えて、反論が出たらどうするの?」

っていう恐怖です。

或いは、
「長い文章を伝えたら、読まれないんじゃないの?」
っていう恐怖。
これも、多くの方が抱えています。
ある意味、これがもっとも大きな

手書きPOPの成果を妨げる壁

と言ってもいいかもしれません。

【手書きPOP7つの極意】ご購読者から、こんなお悩みをお聴きしました。

商品説明が多いけど、読んでもらっているのかどうか?

 

ある意味、これが冒頭で少し触れた
「伝える恐怖」です。

手書きPOPに書くメッセージが長くなると、読まれないんじゃないか?
そう思われる方は、本当に多いです。

手書きPOPのメッセージは、短くないとダメ

そう感じられている方は、めちゃくちゃ多いです。
実際のところ、あなたはどうでしょう?
メッセージは長くなると、お客さまに読まれない。
そんな風に思われていませんか?

メッセージが長いと読まれないは、嘘

たまに、専門家の方が、
「お客さまは、売場で買うかどうか?を3秒で判断している」とか、
「7文字で収まるキャッチコピーにしろ」
とか言っているのを、聞きます。

僕にしたら、何を根拠にそれを言ってるの?
って、いつも感じます。
そして、それを聞くたびいつも、
「あなたは、現場の経験があるの?」
って、毒づいてしまいそうになります(笑)

大抵そう言う事を言っている人は、現場経験がない方が多いです。
現場経験がある人は、知っています。

「多少文章が長くなっても、お客さまは読んでくれる」と。

実際、僕自身も大阪の産直店で働いていた時に、文章が長いPOPでも読まれていましたし。
僕だけでなく、スーパーで働いていた友人も、同意見だと言っています。

買ってもらうを分解すると…

そもそも、お客さまが商品を購入してくれる。
これって、どういう事なのか?
分解してみてみると、話が分かりやすくなります。

商品を買ってもらうためには…
お客さまに興味を持ってもらわなきゃいけません。
興味を持ってもらって、商品を手に取ってもらう。
買い物カゴに入れてもらう。
その必要があります。

言ってみれば、心を動かしてもらう必要があるわけです。
ある意味、心を動かしてもらわなきゃ、
「買おう」
って気持ちになりませんからね。

そう、この「買おう」っていう気持ちになってもらう。
ここにヒントがあるのです。

どっちのPOPで心を動かされますか?

下記の2枚のPOPを見てもらえますか?

パン屋 塩パン POP

当店人気No.1 塩パン

塩パンをいっつも買ってくれるお客さんがおって、塩パン巡りをしゆと言いよったがやけど。
ここの塩パンが1番おいしい、って言ってくれて、今ではここの塩パンを広めちゃおって、1回に10個以上買って他の人に配ってくれゆうんです。

それからは僕も気にかけてもらいゆうと思ってうれしくて、そのお客さんが買ってくれた時、その日の売れ数を報告するようになりました。

115円

もしも、あなたがお客さまだったとして…
どちらも全く同じ塩パンで、大きさもまったく同じだとしたら…
どちらのお店の塩パンを買いたいですか?

僕だったら、右の手書きPOPのパン屋さんで買うと思うんですね。
なんか読んでいて、

  • 楽しい
  • これを書かれた店主さんのお人柄が伝わってくる
  • 信頼できる
  • お客さまとの関係性を感じられる
  • またここで買いたいと思う

こんな気持ちになると思うんです。

一方、左のPOP。
たしかに、これはこれで読みやすい。
目にも留まりやすいです。

だけど、読んでいて楽しいですか?
「他のPOPも読んでみたい」
そんな気持ちになりますか?

そうは言っても、

「読むのが面倒くさい」

そう言って読まないお客さまもいるのでは?
と思われたかもしれません。

「こんな長い文章は嫌われるんじゃないの?」
「読む人、少ないんじゃないの?」って。

だけどね、それでいいんです。
言い方を換えると、右の手書きPOPは読んでもらえると、

買ってもらえる確率も高いから。

たしかに、左のPOPに比べたら、目に留まる率は低いかもしれません。
目を留めてもらうための工夫がもう1つ要るかもしれません。
だけどね、現時点ではこれでOKなんです。

読んでもらいさえすれば、この塩パンを買ってもらえる。
その確率は、左に比べて格段に高いから。

しかも、お店のファンになってもらえる

さっき少し言ったように、右の手書きPOPは、店主さんの人柄が伝わってきます。
お客さまとの関係性も感じられます。
そして、お店を信頼できそうな気になります。

そう、お店に対する信頼度や安心感も一緒に上がるPOPなのです。

この話は長くなるので、またの機会にお伝えいたしますが。
要は、単に商品を買ってもらえるだけでなく、右の手書きPOPは、お客さまとの信頼度も上がるPOPになっているのです。

話がずいぶん飛躍し出したので、少しまとめます。
手書きPOPを実践するときに、「伝える恐怖」っていうのがある。
その恐怖の1つが、
「メッセージが長くなると、読まれないのでは?」
というものです。

しかし、商品を買ってもらうには、お客さまの心を動かなきゃいけない。
心が動くことで、「欲しい」という気持ちがお客さまの心に芽生えます。
そして、その心を動かすためには、

  • 短いメッセージ
  • 長いメッセージ

どっちが実践しやすいか?
おそらくだけど、ある程度のメッセージ量を伝えた方が、お客さまの心を動かしやすい。

手書きPOPは、何のために書いているのか?
ここを明確にして、書いていくことが手書きPOPで結果を残す。
ポイントになってきます。

「商品説明が多いけど、読んでもらっているのかどうか?」

この気持ちも理解します。
ただ、メッセージ量が長いから、商品が売れない…というわけではありません。
むしろ、どんどん伝えていって頂きたいです。
そうすることが、商品の購入。
さらには、あなたのお店が選ばれる理由を生み出すことになってきますので。

どんどん勇気を持って伝えていただきたいです。

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ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。