一方的にお薦めすると、嫌がられてしまう。
信頼してもらえず、
「買ってもらうために、薦めてきてるのかな?」
そんな印象を持たれてしまいがち。
これは、手書きPOPといえども同じことで。
オススメ事項を一方的に書くだけだと、やっぱり信頼してもらえない。
成果にはつながりにくいです。
メッセージの中でのお薦めの仕方にも工夫が必要になってきます。
今日は、手書きPOPを書く時の「オススメの仕方」について。
どんな風にお薦めをすると、信頼してもらえ、成果につながるのか?
その話です。
セミナー参加者さんのある一言
先日、手書きPOPのセミナーをしていたときのこと。
参加者さんのお一人からこんな相談を受けました。
いやぁ、先生、これ書いているんですけど、、、
切り返しがうまくデキなくて。
どう書いたらいいんでしょう?
手書きPOPを実際に書いてもらうワークの途中だったんですけどね。
POPを見させてもらったら、出だしからイイ感じでメッセージを書かれていらっしゃった。
・・・のだけど、途中でペンが止まってしまった。
その時に書かれていた手書きPOPはこちらです。
仏具のイメージですよね、数珠、
私も思っていました
昔からおまもりとして嫁入り道具のたんすの中に入れられていた
宝石珊瑚の数珠・・・
嫁ぐ娘を思う親の気持ちと共に
・・・・・
メッセージの出だしとしては、
「数珠って、仏具のイメージがありますよね、
私も思っていました」
というような感じで、読み手の共感を誘うイイ感じで書かれていた。
ただ、そこからの部分、
「実は、宝石珊瑚の数珠って、素晴らしいんですよ」
と、商品を薦めていきたいところで、メッセージが思い浮かばなくなった。
オススメだけじゃなく、●●も伝えると説得力が増す
「●●さん(参加者のお名前)、せっかくお薦めされるのだったら、
その理由みたいなのも一緒に伝えられるのは、どうですか?
読んだ方にも信頼されやすくなりませんかね?」
そんな話を少しだけさせてもらったんです。
販売している商品である珊瑚の良さを伝えたい。
ただ、
「珊瑚って、こんなに素晴らしいんです、オススメなんです!」
って一方的に伝えるだけだと、なかなか信頼してもらえません。
お客さんは売り込み感を感じてしまう。
「あぁ、売り込むために必死に何か言ってきている」
そんな風にとられるかもしれない。
なので、チョットした工夫が必要になってきます。
例えば、、、
数珠って、仏具のイメージがありますよね、
私も思っていました
(↑ココまでが従来のメッセージ↑)
ただ、珊瑚って、●●●みたいに使うとお洒落だし、
若い方にも使ってもらいやすくなるんですよ。
先日、購入されたお客さんも・・・
みたいな感じで、
●いろんな使い方がデキるのなら、、、
⇒どんな風に使えるのか?具体例などを写真を使ってでもイイので見せる
●お洒落で若い方にも好評なら、、、
⇒実際に購入して喜んでくださっている方について伝える
お薦めする理由や根拠も一緒に伝えてあげると、また印象が変わってくる。
伝えるメッセージの信頼感がアップします。
手書きPOPといえども、オススメ事項を書くだけだと、やっぱり信頼してもらえない。
成果にはつながりにくいです。
先ほども書いたように、ヘタをすると売り込みだと誤解されかねないですからね。
メッセージの中でのお薦めの仕方にも、ちょっとした工夫で結果が変わってきます。