【無料テキスト】社員2名で年商1億3千万円の秘密>>

売れるPOP と売れないPOPの決定的な違い。POPセミナーやPOP研修でいつも感じること

売れるPOP 、売れないPOP。ここには、明確な違いがあります。

多くの方が、この違いを誤解して認識していると感じています。

「POPは、こうやって書いたらいい」思っていることが、そもそも売れにくいPOPの書き方になっている。どれだけ一所懸命、時間をかけてPOPを書いても、今の書き方ではお客さまの購入につながりにくい。

そこにPOPを書いても、商品が売れない。成果につながらない理由が隠れていると感じています。

POP 薬局
薬局の売場に設置後、即売れ行きが伸びたPOP

POPセミナー参加者に書いていただいたPOP

POPセミナーやPOP研修を通じて、参加者の方々とやり取りする。すると、まず気づくことがあります。

セミナーの序盤に、何も学んでいない状態で、参加者の方々にPOPを書くワークをしていただくのです。そして書かれるPOPを見させていただく限り、残念ながら、販売(お客さまの購入)につながりにくいPOPを書かれている方が非常に多いのです。

分かりやすく言うと、見た目のインパクトはある。目も留まりやすい。だけど、成果につながりにくそう。なぜなら心が動かないから、おそらく購入につながらない。そのようなPOPを書かれている方が圧倒的に多いと感じるのです。

例えば、こちらの2枚のPOPをご覧ください。東京で開催したPOPセミナーに参加くださった方が書かれたPOPです。

左がPOPセミナー始まってすぐ、ノウハウを何も学んでいない状態で書かれたもの。右は、セミナーの中盤、売れるPOPのノウハウを一定学んだ状態で書かれたものです。

どちらのPOPが売れそうな気がしますか?

POPで売上を上げるためには?

「売れるPOP」と「売れにくいPOP」。まずは、この違いに気付くことが先決です。

この違いを把握しないままPOPを書き続けると、ずっと、結果が出ない…。一所懸命、時間をかけて書いても成果につながらない(成果=商品が売れる、という前提でのお話ですが)。

すごく嫌な言い方をすると、自己満足のPOPで終わってしまうのです。だって、会社やお店だって、POPに取り組むために様々なコストをかけています。お店によって、目的は様々ですが、多くの場合は、結果を変えること。売上を上げるためにPOPに取り組まれていると思うのです。

であれば、成果に直結するPOPを従業員さんに書いてもらいたい。そう願っているはず。

…昔、タレントの島田紳助さんが現役時代、こんな事をおっしゃっていました。

俺は、ずっと研究してた。
ツービート、B&B、売れ続ける人たちの漫才を何度も何度も聴いた。

そして、その売れる人たちの漫才には、パターンがあると分かった。
そのパターンを真似したから、俺たちみたいな才能のない人間でも売れたんだ。

一発屋ですぐ消える人たちは、なぜ自分たちが売れたのか?
それが分かっていない。
だから、消えて行くんだ。

島田紳助さん

これってね、お笑いに限らず、スポーツにも何にでも共通だと思うんです。もちろん手書きPOPにも該当します。

売れるPOP、売れないPOP。ここにも、パターンがあります。その特徴や違いを知ることがスタートです。

例えば、こちらの2枚のPOPを見ていただけますか?あなたは、どちらのPOPが売れそうだと思いますか?

売れるPOP はどっち?

POPセミナー受講者が書いたPOPのビフォーアフター
POPセミナー受講者さんがセミナー中に書かかれたPOP

ちょっと考えてください。

左のPOPと右のPOP。ともにPOPセミナー参加者さんがセミナー中に書かれたものです。記載のとおり、左は、セミナー始まってスグ。いわば、POPノウハウを学んでいない状態で、いきなり書かれたPOP(臼井に無理やり書かされました(苦笑))

一方、右のPOPは、セミナー中盤。ある程度、売れるPOPのノウハウを学ばれた時点で書かれたPOPです。

さて、、あなたなら、どちらのPOPをみたときに商品を買いたくなりますか?下書きの状態なので、想像しづらいですが考えてみてください。

見た目からいうと、左(ビフォー)は文字にインパクトがあって、目に留まりやすい。吹き出しにも目がいきやすい。ただ、「売れる(購入する)」という観点からいうと、どうでしょう?

一方、右(アフター)のPOPはどうか。文字がいっぱい書かれていて、読む人は少ないのではないか?いや、読んでみたら興味が湧いて欲しくなる。様々な意見に分かれると思います。

一つ言えることは、POPを書いているのに売れないのは、お客さまがPOPに目を留めていない…気づいていないから、では多くの場合ありません。目に留まっていても、心に留まっていないから「商品を買おう」とならない可能性が高いです。

「きれいなPOP・目立つPOP」= 「売れるPOP」

これは誤まった認識です。

こんな事を言うと、気を悪くされるかもしれないんだけど、「上手に」POPを書く事が
「売れる」POPを書く事につながらないのです。

今、このブログを読んで下さっているという事は、「POPで売上を上げる事にご興味がある」あるいは、「POPを書くことで今より商品を売りたい。さらに売上を上げたい」そう思われているという事ですよね?

そのためには、まずは売れるPOPと売れないPOP。この2種類の違いを知る。

上手に書くことがイコール売上につながるPOPじゃないと認識する。ここがまず、手書きPOPで成果を上げる、スタート地点です。

入口を間違えるといくらPOPを書いても、「POPで売上を上げる」という出口には出られませんからね。ぜひ、今日ご紹介した2枚のPOP、一体、何が違うのか?

どうして、2のPOPは売れるのか?その理由を考えてみて下さい。

まずは、この違いを認識することが売れるPOPを書く入口になってきます。

「売上につながるPOP」「売上につながりにくいPOP」、この2つの違いについては、こちらの記事が参考になると思います。

調剤薬局でのPOP研修の様子

売れるPOP を学びたい方へ

「売れるPOPを書いているのに、どうしても売れない…」売れるPOPの書き方を知りたい。という場合は、こちらをご覧になってみてください。

あなたのPOPが売れない、『本当』の理由が判明すると思います

売れるPOPの書き方ハンドブック

『売れるPOPの書き方ハンドブック』

社員2名の小さなお店の大逆転

社員2名、売場面積30坪。周囲は全国規模の競合がズラリ。ずぶの素人が、小さなお店で販促費ゼロで起こした奇跡とは…?その秘密をこちらで公開しています

ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。