先日、調剤薬局さんにて POP研修 でした。
愛知県で調剤薬局を展開される企業さんとご縁をいただき、約30名の従業員さんとご一緒に約1時間半、POP研修に取り組みました。
POP研修 の目的:なぜPOPを取り組むのか?
魅力的な売り場づくりのため、商品ポップの書き方などの講演を依頼したいと思っています
今回の調剤薬局さんとご縁をいただいたキッカケは、当社のサイトへお問い合わせをいただいたことでした。
事前の打合せでは、研修の目的(目指すところ)をお伺いしながら、「研修を開催される一番の目的は何ですか?」「字やイラストの書き方は研修でやりませんが、よろしいですか?」「どのようなことを伝えればいいか?伝え方の部分が中心でよろしいですか?」など、こちらの意図も共有させていただきました。
これはいつもセミナーや研修のご縁をいただく際に、すり合わせる部分でもあります。POPで商品を売る。店舗の数字を上げる。ここが一番の目的であれば、俗に言う、POP独特の字体やイラストを習得するよりも、
- 何を伝えるか?
- どんなメッセージをPOPに書けばいいか?
伝え方の部分を学ぶことが非常に大事だと考えています。
目的で使い分ける、2種類のPOP
当社がPOPセミナーやPOP研修で、参加者の方と必ずご一緒に学ぶテーマがあります。
それは、「2種類のPOPを知る」ということです。
これはPOP研修やPOPセミナーを通じて、多くの実践者とお話しする中、実感する事実なのですが…。POPを書いているのに商品が売れない。成果が出ない。その大半の理由は、ここにある。
2種類のPOPの存在をご存知ない。違いを把握されないまま、POPを書かれている。だから望む結果が掴めない。そう考えています。
Aという結果が欲しいなら、そこへたどり着く道を知る必要がある。
Bという結果が欲しいながら、その道を知る必要がある。
POPを使ってお客さまに商品をご購入いただきたいのなら、ご購入につながるためのPOPを書く必要があると考えています。そのため研修やセミナーでは、
- 2種類のPOPとはどういうものなのか?
- 違いは何か?
- それぞれの特徴は何で?どう使い分ければいいか?
実例をご紹介しながら、ご一緒に学びます。
インパクトのある言葉より『人間味』
よく耳にされるかもしれません、現代は情報過多の時代。ネットを開けば、山のような情報が手に入る。…というか、情報が襲い掛かってくる気さえします(苦笑)
スマホを開き、サイトで情報を見ても、「これ(書かれていること)って、本当?」「これ、都合のいいように言ってるんじゃないの?」そんな疑い深い目で見ているのは、私だけでしょうか、、
実は、この人間心理にヒントが隠れていると思っていて。POPを読むお客さまの気持ちも同様ではないか?
いくらインパクトのある、目に留まる言葉やキャッチコピーを書いたとしても、それを読むお客さまの心に響かなければ(信頼されなければ)、意味がない。逆をいえば、POPを書いているのに成果が出ないのは、POPの存在にお客さまが気づいていないから、、ではありません。書かれてあるメッセージを信頼されていない。その可能性が高いと考えています。
そこでお客さまに信頼される内容とは、どういうメッセージか?
シンプルにいえば、書き手(伝え手)の存在感が伝わる内容です。親しみのある、つい共感してしまう『人間味』溢れるメッセージに、人は惹かれるのではないでしょうか?
POPでお客さまを幸せにする
ざっとお伝えさせていただきましたが、このような内容を踏まえ、先日のPOP研修では皆さんと取り組んできました。
研修終了後には、
「POPには、本当は(POPを書いた)担当者の名前も書いた方がいいんですよね?」
代表者の方が直にコメントをくださるなど、おかげ様でアツい雰囲気のなか取り組むことができました(と感じています(笑))。
…最後に、研修のなかで従業員の皆さんと共有させていただいたこと。
私たちの仕事の目的って、何なのか?
ご縁いただく方を幸せにする。笑顔になっていただくために、私たちは商品やサービス、情報を提供しているのではないか。そして、各々のお店や会社で取り扱う商品やサービス、情報に興味を持っていただく。そのキッカケとして、POPを使っていただく。
従業員の皆さんと、仕事の目的を共有し、研修を終了いたしました。
今回ご縁をいただけました皆さま、本当に有難うございます。これからもより多くの方々に笑顔に、幸せになっていただくために、お互い取り組んでいきたいですね。
POP研修の開催に関する詳細はコチラからご覧いただけます