キャッチコピーに関するご相談が尽きません。
あなたも、そうなのか?は分かりませんが、
手書きPOPを実践する7~8割の方が、キャッチコピーの悩みを抱えている。
そんな印象です。
実際、僕が定期的に訪店している会員さんのお店でも、同じ。
手書きPOPの研修をしていても、、
セミナーをしていても、、、ぶつかる壁です。
では、どうすれば、お客さまの目を留める。
足を釘つけにする、キャッチコピーをつくれるのか?
…実は、初心者でもつくれるとっておきの方法があります。
人生で1枚もPOPを書いた事がないパートさんでも、スラスラ書ける。
しかも、ご自身でも驚くくらい。
「私って、才能があるのかも?」
と、思わず勘違いしてしまうほど、簡単にキャッチコピーがつくれる方法があります。
ハッキリ言って、有料ネタです。
参加費1万円のセミナーやサポート先の会員さんに直にお伝えしている、
超強力な方法です。
運よく今、この話を読まれているのなら、ぜひ実践につなげてください。
そして、反響が出るか?テストしてみましょう。
折り紙つきのノウハウです。
キャッチコピーは、なぜ必要なのか?
そもそも、なぜ手書きPOPにキャッチコピーが必要なのか?
そんな当たり前な話しないでよ、、、
と思われるかもしれないのですが、あなただったら、どう答えます?
…キャッチコピーは、言ってみればお客さまの注意を引く言葉です。
お店の売場を歩いているお客さまの足を留める。
あなたの手書きPOPに注意を引かせる。
興味を持ってもらう。
そのためのフック(かぎ)となる言葉です。
キャッチコピーが弱いと、お客さまは振り向いてくれません。
注意を払うどころか、声は届いていたとしても、あなたの前を素通りしてしまいます。
逆に、強い、インパクトのあるキャッチコピーであれば、どれだけ遠くにお客さまがいても、あなたのPOPに気づきます。
全速力であなたの元へ近づいてくれる。
とにかく、パワーを持った言葉です。
そして、言い方を変えると、キャッチコピーは接客でいう声掛けです。
あなたが売りたい商品がある。
目の前にお客さまがいる。
そのお客さまを振り向かせたい。
こっちに注意を引きたい。
その時にかけるひと言目の言葉。
これが、キャッチコピーです。
声掛けの言葉が弱いと、お客さまは、立ち止まってくれませんよね?
逆に、強烈な、インパクトのある声掛けができると、
お客さまはどれだけ遠くにいても、
「えっ?何なの?」
と、こっちを振り向いてくれる。
これが、キャッチコピーです。
キャッチコピーが3分でできる、マジック「3ステップ」
これから話すやり方をしてもらえれば、お客さまの心をバシッと掴むキャッチコピーが、3分でつくれます。
少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当です。
実際、訪店サポートしているお店でも、これを何度も実践しています。
そして、従業員さんが、3分でキャッチコピーをつくります。
今までPOPを1枚も書いたことがなかった従業員さんでも、です。
しかも、そのキャッチコピーが書かれたPOPで、しっかり商品が売れています。
では、どうやって創ればいいのか?
その作業は、簡単です。
3ステップで仕上がります。
ステップ1.売りたい商品を決める
まず最初のステップでは、あなたが売りたい商品を決めてください。
何でも結構です、
- 今月のおすすめ商品
- 利益率の高い商品
- 重点販売商品
とにかく、あなたが売りたい商品を決めましょう。
ステップ2.想像する
あなたの目の前にお客さまがいると、イメージしてください。
先ほどのステップ1で、あなたの売りたい商品を決めました。
そして、その商品をおすすめしたいお客さまが一人、あなたの目の前にいる。
ここを想像してください。
いいですか?
ステップ3.声をかける
あなたの目の前にいるお客さまに、声をかけます。
もちろん、想像上のお客さまです。
あなたが先ほどイメージしたお客さまに、ステップ1で決めた売りたい商品をおすすめします。
そして、ここからがポイント。
今日の1番山場です。
目の前にいるお客さまに、あなたは何と言って声をかけるのか?
ここを考えてください。
売りたい商品がある。
目の前にお客さまがいる。
そのお客さまに商品を勧めるときに、1番はじめに声をかける言葉。
それは、何ですか?
調子に乗ってしまうほど売れた、ある道の駅の手書きPOP
ある道の駅でも同じことをしました。
従業員さんに集まってもらい、手書きPOP研修をしたときのことです。
今あなたにやってもらった、キャッチコピーをつくる3ステップを実践してもらいました。
その時のある一人の従業員さんとのやり取りは、こんな感じです。
僕:売りたい商品は、なんですか?
従:この小麦粉です。あんまり売れていないので、何とか売りたいんです。
※詳しく話を聞くと、地元の生産者さんがでつくられた小麦粉でした。
僕:じゃあ、●●さんの目の前に一人のお客さまがいると、想像してくださいね。
従:はい。イメージしました。
僕:そのお客さまに、その小麦粉をオススメするとしますよね。
●●さんは、何と言って声をかけますか?
一番最初に声をかける言葉は、何ですか?考えてください。
従:うーん、何でしょう、、、
少しうつむいて、考える従業員さん。
2分くらい経ってから、、、
従:決まりました。
僕:はい、では何と言って、お客さまに声をかけられますか?
従:「めずらしいでしょ?」って、声をかけると思います。
そして、その5分後に、ある1枚の手書きPOPが出来あがりました。
それが、こちらです。
スーパーでしか買った事のない商品の小麦粉を、
まさかの室戸(地域の名前)で手作りなんです!!
この海の駅にも出品してくれてます。
すごーく貴重な一品です。
さっそく翌日から、従業員さんはこのPOPを売場に設置しました。
小麦粉が売られている冷蔵陳列ケースの棚に貼りました。
すると、、、なんと、いきなりその日から売上が爆発。
商品がどんどん動き出した。
あまりの反応の良さに、
「思わず、調子に乗ってしまうほどで、、、
その日からPOPを一気に量産してしまいました」
後日、従業員さんは語られています。
あまりの売れ行きの良さに、売場中に手書きPOPが量産されたそうです。
…というわけで、もう一度、今日の話を振り返りましょう。
手書きPOPのキャッチコピーというのは、接客の声がけと同じ。
目の前にお客さまがいるとして、そのお客さまに何と声をかけるのか?
1番初めにかける言葉はなにか?
その声がけの言葉が、そのままキャッチコピーになるのです。
ほんとに、こんな事でうまくいくの?
あなたは、まだ疑っていると思います。
嘘だと思うなら、そのまま何もやらなくていいですけど、、、
やってみると、きっとあなたの期待を上回る結果が待っていますよ。
今回の道の駅の従業員さんのように。
思わず、調子に乗ってしまうほどの結果が待っているかもしれません。