彼女が保育園へ通い出したのは、1才9か月のとき。
妻の育休が終わったときでした。
今でも忘れません。
…先週土曜日、娘が通う保育園の卒園式でした。
通園途中に植えられた桜にも、ピンクの花が満開。
青空にも恵まれ、おかげさまで無事に終えることができました。
必死にかきつき離そうとしない娘
娘が保育園へ通いだした2011年。
僕が今の仕事を起業したのとちょうど同じ年でした。
開業したてで、顧客も数えるほどでした。
比較的自由につかえる時間が多かったんです。
なので、保育園の通園(車で12~13分)までは、僕がほぼ一緒でした。
そして、今でも忘れられない。今でも思い出す1シーンがあります。
保育園へ向かう車中。
娘は左後ろの後部座席、ベビーシートの上。
家を出てからずっとわんわん泣いているんです。
これまでずっとお母さんと一緒に家にいた。
甘えることもできた。
好きなことをして遊べた。
だけど、今日からはお母さんはそこにいない。
離れ離れです。
あまりに泣くので、僕まで胸が苦しくなってきて、
…右手はハンドル。
…左手は娘の右手。
運転座席から左手を後ろへ出して、、、娘の小さな手をずっと握りながら保育園まで運転していました。
保育園へ着いても、ずっと泣き通し。
教室まで抱っこして連れて行き、先生に手渡ししようとする。
だけど、嫌がる娘。
僕のシャツを必死に握りしめ、かきつき離れようとしない。。
半ば無理やり、娘を引き放す。
そして、先生に抱っこしてもらう。
先生は僕からの距離をとろうと、テラスを歩いていく。そして、振り返り、、
「おとうさん、(今のうちに)早く行ってください」
目で合図を送る。
後ろ髪をひかれながら、涙出そうになりながら保育園を後にしたのを思い出します。
親として心配することもありますが
…ときには日中、仕事をしていると携帯が鳴ったことも。
「はい、臼井です」
「おとうさんでいらっしゃいますか?
●●保育園の▲▲です。」
「・・・●●(娘の名前)ちゃんが熱を出して、いま38度あるんです。
お迎えに来ていただくことは可能ですか?」
保育園から呼び出し電話は、娘が3、4歳になる頃まで続きました。
…そんな彼女も4月から小学生です。
ある程度のことなら、自分で出来るようになりました。
「イヤなことはいや」
自分で意思表示できるようになりました。
小学校まで一人で歩いていけるのだろうか?
親として心配することもありますが、無事に大きくなってくれました。
身体も大きくなってくれました。
日々ちょっとずつ。
日々の積み重ねで成長してくれました。
「求める希望」と「現実」の矛盾
手書きPOPをつかって商品を売りたい。
そこをも、初めは1枚からのスタートです。
「始めたその日が、1番へた」
手書きPOPにしても、初めて書いた1枚目、
それが、1番へたなPOPです。
おそらく、成果に1番遠い手書きPOPのはず。
だけど、そこから毎日1枚、1枚POPを書いていくことで、上達していく。
少しずつ、少しずつ成果に近づいていく。
お客さまに喜ばれるPOPになっていくのです。
同様に、お店中に手書きPOPを埋め尽くしたい。
そう思っても、一気には、、、不可能です。
やっぱり始まりは1枚からです。
毎日1枚、1枚書いていくことで、お店のなかにあなたの手書きPOPが増えていく。
1日1枚書けば、1ヶ月で30枚あなたのお店に手書きPOPが並ぶことになる。
1日2枚書けば、1ヶ月で60枚の手書きPOPが売場に置かれることになる。
少しずつ、少しずつ。
アセラナイ。
一気に進もうとすればするほど、その反動って大きいと思います。
一気にモチベーションがダウンする日がやってくる。
それよりも、少しずつ。
コツコツと。
うちの娘もまだまだ大きくなります。
小学生になったら、もっと身長も伸びるはず。
そんな日々の成長を少しずつ、毎日楽しんでいきたいと思っています。
■追伸:
「書くのは好きだけど、伝え方が分からない、、、。
ぼんやりしてた部分がはっきりしました。」(セラピスト 女性)
手書きPOPセミナーin 東京 4/20(残り3席です)