臼井です、
「どんなPOPあるかな?」
あなたが普段よく使うスーパーさんへアンテナを立ててお邪魔する。
そこから得られる発見やアイデアって、バカになりません。
ワザを増やす方法
自分が店舗で働いていた時もよくやってました。
仕事の帰りにお気に入りのスーパーで売場を観察する。
「いいな」
と思った陳列を翌日、自分のお店で実際に再現してみる。
いくつもレパートリーが拡がりました。
とはいえ、他店の事例を何でも見まくればいいか?
というと、そうでもなくて。
ただ事例を見るだけでは、表面的な部分しか真似できません。
「ワザのレパートリーが増えるなら、それでいいんじゃない?」
と思われるかもしません。
しかし、表面上のコピーをして得られる成果は、瞬間的なもの。
継続しづらいし、条件が変わったとき応用が効きません。
10年で物販の売上が10倍の歯科医院
過去にもご紹介したPOPで成果を上げまくる、歯科医院さん。
ご本人のお言葉を借りると、
「10年かけて物販の売上は10倍、180万円になった」
そうおっしゃいます。
様々な試行錯誤をされ、たどり着かれた結果ですが、何が大きな転換になったのか?
これもお言葉を借りると、、
新人教育の一環として、お客さまに話す言葉やPOPで伝えるメッセージに責任を持つよう徹底。
マニュアル的な発信や接客ではなく、ご自身が良いと思ったことをスタッフさんの言葉で伝えてもらうようにした。
その結果、10年かけて、物販の売上が10倍(180万円)に。
売れない理由
商品が売れないのは、言葉にインパクトがないから…ではありません。
販促物のデザインが弱いから…でもありません。
商品をお勧めしても売れない、その最大の要因。
それは、
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言葉が『借り物』になっているから。
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あるスーパーでは月に1回、試食会を実施。
パートさんにも参加してもらいます。
「その代わりPOPを書いてね」
参加条件を掲げています。
試食会に参加したスタッフさんは、商品に対する感想をご自身の言葉でPOPにします。
結果、メッセージに心が入り、スタッフさんのお勧めはガンガン売れています。
愛はありますか?
おすすめ商品を自分の言葉でお勧めする。
当然といえば、当然のことです、
しかし、できているお店や会社は以外と少ない…のではないでしょうか?
最後に、ご紹介して終わります。
10年で売上を10倍にされた歯科医さんがおっしゃいた、言葉。
私たちの物販は“愛”がテーマです。
笑ってしまうかもしれませんが、
愛着のない商品になんのフレーズも
のらないように思うからです。
あなたの販売に、愛はありますか?