「どうして起業されたんですか?」

 

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「あんまり人には話していないんですが

実は僕、今の仕事とは別のことで起業しようとしていたんです。」

 

…ほんの1ヶ月くらい前。

あるとんかつ屋さんでのお昼を食べていた時のこと。

同席していた商工会の方から、

「…臼井さんは、どうして起業されたんですか? 」

 

そんな質問を受けました。

その時の僕の返答が、冒頭の言葉です。

 

その指導員のMさんとは、もう彼これ4~5年のお付き合い。

だけど、そんな(起業に関する)質問をされたは初めてです。

 

そもそも、Mさんとこうやってお昼を二人で食べるという機会自体、初めてのこと。

僕が起業したときからお世話になっているご縁なのですが、自分のことをゆっくり話す。

サポート先の事業者さんじゃなくて、お互いの話をする。

なんだか、少し恥ずかしい感じもありました。

起業した目的

僕:

「実はね、僕、自己啓発系の仕事で起業しようとしていたんです。

筆文字でメッセージを書いて、それで人をモチベートする。勇気づける。

そんな仕事をしようとしていたんです。…あんまり人には話していないんですけど。」

 

商工会Mさん:

「そうだったのですか。

よくいらっしゃいますよね、路上とかで書かれている、、あの感じですか?」

 

僕:

「そうです。あのような感じです。

同じ手書きなんですけど、筆文字でメッセージを書いて、、、それをやっていたんです。

 

実はこれもまったく人に話していない話なんですが、サラリーマン時代から少しずつ準備していたんですよ。

筆文字でメッセージを書いて、それをカレンダーにして。

それを自分でつくって売ったことがあって。

そしたら、売れたんです。150部くらい。

それでイケる!みたいな感じになって。

気が盛り上がっていったんですよね。」

 

Mさん:

「あっ、あれですか?

僕も見させていただいたことのある、あのカレンダーですか?」

 

僕:

「そうです、あれ、あれです。

でもね、起業して始めたらうまくいかなくて。

 

4月から始めたんですけどね、なかなか思うように売上伸びなくて。。

そうこうしているうちに、僕、入院してしまったんです。

40度の熱が1週間くらい続いて、原因不明の病気で入院したんです。10日間。」

 

Mさん:

「えっ?そうなんですか?40度の熱が?

もしかして、それってストレスが原因ですか?」

 

僕:

「今思うと、そうかもしれないですね。

でもね、実はそれが僕にとっては大きな転機になったんですよ。

 

退院したその日、1本の電話が僕の携帯に鳴ってですね。

前職でお世話になっていた得意先の社長さんからで。

 

”臼井くん、起業されたんですよね。

POPの仕事で起業されたんですよね?

いただいたメールを読ませてもらうと、どうも私が今困っていることと関連があるような感じがして。

もしよかったら、詳しくお話を聞かせてもらえませんか?”

って、お電話をいただいたんですよ、、退院したその日に。

 

というのも、僕仕事を辞めるとき、ごあいさつを兼ねてお世話になっていた方々にメールを送っていたんです。

っで、その時に、”今後は経験のある手書きPOPをつかった仕事をしていきます”って簡単にお伝えしていたんですよ。

それを読んでくださっていたみたいで、電話をくださったんです。」

 

Mさん:

「なるほど、そうなのですね」

 

僕:

「でね、後日、その方とお会いしたんです。

すると、話がお互いに求める事とはまって、とんとん拍子で進んで、そこで契約させてもらったんですよ。

従業員さんに、お店での手書きPOPの書き方をお伝えする仕事を。

そこから仕事を1年以上させてもらうことになったんです。

 

実は、それがキッカケなんです。

そこが転機になりました。

以降、いろんなお店の方々とご縁をいただくようになって、こうして●●さん(商工会さんの方のお名前)ともお会いできましたしね(笑)

そこからグッと僕の仕事が店舗の方向けのPOPに切り替わって、気がついたら今の仕事をさせてもらっていた。

そんな感じです」

「市場のニーズ」と 「やりたいこと」のバランス

このような感じで、起業当初、僕がやろうとしていた仕事は今やっている事とは別のことでした。

同じ手書きPOPなんだけど、どちらかというと人を元気づける。

モチベートする。

自己啓発。

そっちの趣旨が強かったです。

 

しかし、思っているような成果を出せなかった。

市場が求めることとやりたいことには、ズレがある。

まずは、市場のニーズをつかめ。

…じゃないけれど、僕の場合は、自分自身が実際経験のあった、

店舗系の手書きPOPにニーズがありました。

求められることが多かったんです。

そしてそっちの店舗系の仕事へ重心をシフトしだすと、不思議といろんなご縁をいただくようになりました。

とんかつ屋さんでの話の最後、、、

 

「でもね、臼井さん、今とつながっている気がしますよ。

今、臼井さんが事業者さんに支援されているのを傍で見させてもらっていると、感じますよ。

どちらかというと、相手の方のお話をたくさん聞かれていますよね。

それで、その相手の事業者さんもみなさん勇気づけられていますから。

そこの根本は同じスタンスだと思いますよ。」

 

最後に、商工会のMさんがこんな事をおっしゃってくださいました。

 

あつかう商品は多少変わったけれど、、、

やってることは変わらへんねやな。

結局は、そこ(自分のやりたいこと)に行く着くんやな。。

…そんな事をしみじみと感じながら、とんかつを味わっていました。

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ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。