手書きPOPのコツをひと言でいえば…

「手書きPOPを書くコツって、何ですか?」

よく聞かれる質問の1つなんです。

・・・あなたは、何だと思いますか?

お客さんに響く手書きPOPを書くのに、必要なこと。

僕が考える、”手書きPOPのコツ”っていうのは…これなんです。

手書きPOPのコツって、なに?
って聞かれたら、僕はこう答えると思う。

「商品よりも、人について書くことですよ」って。

人間っていうのは、モノよりも人に共感する生き物だと思っています。
人に興味があるんです。
…もちろん、お客さんだって同じ。
商品にも興味があるけれど、それよりももっと”人”に興味があるはずです。

自分の話で恐縮なんですけども、小売時代、僕は野菜や果物を売っていました。
そして、その野菜や果物を買ってもらうために、POPを書いていた。
っで、そのPOPに何を書いていたか?
というと…
「野菜がどれだけ美味しいのか?甘いのか?」
っていうのも書いていたけれど、それよりもっと紙面のスペースを割いていたのは、生産者さんの話。
生産者さんの紹介をいっぱい書いてました。

この人は、どういう人で、日頃どんな話を僕としているのか?
性格や、生産者さんがそれまで過ごされてきた人生についても、POPに書いてました。
POPって言っても、結構A4の紙とかに書いたりしてたんです。

…結果、お客さんの反応はどうだったか?

喜んでもらっていました。
生産者さん個人のファンになるお客さんもいらっしゃいました。

「この●●さんの野菜が美味しいのよね」
って言いながら、●●さんの野菜ばかりを買われるお客さん。

●●さんのトマトを買ったら美味しかったので、この人のつくるキャベツも美味しいに違いない。
そんな感じで、生産者さんのシリーズ買いをされていたお客さん、多かったです。
お店としては、好ましい話ですよね。
商品一つひとつ、お客さんにセールスしなくても済むんですからね。

場合によっては、お客さんがセールスしてくれることもありました。

「この●●さんの野菜美味しいから!
 私、いつも買っているのよ!」みたいな感じです。

…こんなことを書いていると、
「うちの商品は仕入れモノだから、生産者や作り手が見えないのよね」
って言われるお店の方もいらっしゃると思うんです。

でも、そこは考え方で。

商品と人を結びつけちゃえばいいんです。
作り手さんじゃなくても、他の方と繋げてしまう。
お店のスタッフさんでもいいし、あなたでも良いんです。
「その商品について、あなたはどう思っているのか?」
「どんな関わり、体験をしたことがあるのか?」
そんなことでも良いんです。

もっと言えば、その商品の営業マンのエピソードを書いても良いんです。
とにかく、”人”と繋げて話を書く。
そうした方が、お客さんに読まれます。
そして、喜ばれます。
人間は、モノやサービスよりも、人に共感する生き物なんだから。

POPを書くコツの1つは、”人”にまつわる話を書くことです。

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ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。