今日はブラックボードの話です。
ある酒屋さんが実際に実践された事例なんですけどね。
お店の前に店主さんが手書きで書いたブラックボードを置いたら、よく読まれた。
中には、プスッと笑って読んでる方もいて結構、反響があった。
そんなブラックボードの事例をご紹介しますね。
店頭に置いたら、結構読まれたブラックボードの話
商店街にお店を出されているある酒屋さんのお話で。
ブラックボードを設置しようと思われたキッカケ、
それは、商店街を歩いている方に来店してもらうためでした。
商店街を他の用事(他店での買い物など)で歩いている方。
「その方々にお店に立ち寄ってもらうことはデキないか?」
っていうのを考えたのが始まりです。
…ちなみに、以前から商品をお薦めするブラックボードは置かれていました。
ただ、そのブラックボードにいたずら書きする小学生がいて。
近所の小学生が学校の帰りかなにかに落書きをして、店主さんを困らせていたらしいんです
そのお話を聞いて、
「意外とブラックボードは有効なんじゃないですか?
(お店の前を歩く)皆さん、存在自体には気づかれているんじゃないですか?」
というやり取りになったのを憶えています。
この小学生の落書き話も、ブラックボードを改める1つのキッカケになりました。
っで、少し余談が長くなりましたが、内容を改めて置かれたブラックボードがこちらです。
酒屋の店主さんが設置されたブラックボード
ブラックボードを書くときに意識した2つのポイント
このブラックボードにされる以前は、オススメ商品のことだけを書かれていたんです。
商品についてのことだけをね。
「でも、それだけだったら、面白くないですよね」
という話になって。
2つの点を意識して、内容をあらためました。
- 誰が書いているのか?を感じられる内容に
- 入店してもらう目的を明確に
この2点です。
以前、店主さんが書かれていたブラックボードの内容は、どちらかというと、「商品」中心だった。
それを、「書いている人(店主さん)」を感じられる内容にしようと。
●【商品】⇒【人(店主さん)】
あと、ブラックボードを設置する目的は、入店者を増やすこと。
ここに尽きるので、ブラックボードの中でもそこを明確に書いていきました。
●ボードメッセージ文末
【詳しくは、店内のPOPで!】
という感じです。
…反響は?
書く内容をあらためて、起きた変化。
正確な数の変動などはお聞きしていませんが、店主さんがおっしゃっていたのは、、、
お店の前を通る歩行者さんが、明らかに足を止めて見る。
その方の数が増えたそうです。
自転車を止めて、ブラックボードの前に立ち止まる。
っで、読んでくれている。
「そういう方の数が店内から見ていても、明らかに増えた」
と店主さんはおっしゃっていました。
あと中には、ブラックボードを読みながらプスッと笑っている。
そんな方も時折、見かけるようになったそうで(笑)
書いたご本人としても、こんな反響が出ると嬉しいですよね。
その後も、シリーズ化してブラックボードを書き続けられました。
ブラックボードの活用法について、思案されている方も多いと思うんです。
スペースの関係で今日は詳しくお伝えできませんでしたが、
今回の酒屋さんの店主さんがブラックボードを書くにあたって意識された2つのポイント。
- 誰が書いているのか?を感じられる内容に
- 入店してもらう目的を明確に
この2点。
詳しくはまたの機会に書きますが、業種が違っても参考になると思います。
もしも、「ブラックボードにどんなことを書けばいいんだろう?」
って迷われているようでしたら、参考に書かれてみてくださいね。