ポップは結構書いていますが、目に止まらないのかあまり反応がありません。
無料でお配りしている「手書きPOP7つの極意」ご登録者の方から、このようなメッセージをいただきました。
「手書きPOPを書いているのに成果につながらない、、、」
このようなとき、僕たちは見た目的な部分。
例えば、
「お客さまの目を留まるための工夫が足りないんじゃないか?」
もしくは、
「キャッチコピーなどの呼びかけ言葉が弱いんじゃないか?」
を気にする傾向がありますが、実は理由はそこにはない場合が多いです。
しかし、そのポイントはもっと他に隠れています。
要チェック!手書きPOP診断、ここがカギ!
成果につながらない手書きPOPに多くあるケースの1つとして、
「POPのメッセージがありきたりになっている」
とお客さまが判断している場合が挙げられます。
要は、書かれているメッセージが他店でも使えるような内容になっているということですね。
「商品名」や「店名」の部分を書き替えれば、同業他店でも使える。
そんな文章になっているケースです。
…一度あなたが書かれたPOPを見ていただけますか。
商品名や店名、価格といった部分がPOPに書かれているとしたら、その部分を他店の商品に置き換えてみる。
すると、そっくりそのままPOPメッセージが他店でも使えそうなら、、、
それは、「成果につながりにくい手書きPOP」になっているのかもしれません。
独自性あふれるPOPメッセージをつくるには?
いろんなお店で見かけるPOPメッセージというのは、反響が出にくいです。
お客さまとしても、よく見かける内容なので読んでも心を動かされないわけです。
手書きPOPを見ても、
「あぁ、またか、、、」
みたいな感じでスルーされてしまいます。
じゃあ、「ありきたりじゃない」メッセージを書こうと思えば、どうすればいいのか?
単純に言えば、ありきたりの逆の「あなたらしさ」を感じるメッセージを心がけるのです。
「ありきたり」⇒「他店でも使える」
「あなたらしい」⇒「他店では使えない」
もっと具体的にいうと、手書きPOPを書くときに商品特性ばかりに意識を向けないことです。
通常、POPを書こうとすると、その商品の良いところを伝えたい。
そんな意識が働くと思うんです。
「商品の良いところ」=「お客さまの興味がある」ところ(=購入につながりやすい)
そんな気持ちがあるから。
(…そんなことないですか?)
「商品の良いところ」を伝えるのが、お客さまの興味につながる。
そして購入にもつながりやすい、というのは何も間違いじゃありません。
ただ、その伝え方がカギなんです。
昨日、販促サポートにうかがったある女性の方とも話題になった話なのですが、
商品の「良いところ」や「こだわり」をそのまま伝えようとすると、他店がおこなう訴求と同じになってしまいがちです。
冒頭でいったような他店でも使えるPOPメッセージに、です。
その理由をカンタンにいえば、世の中にある商品の多くは(良い意味で)似てきているからです。
製法やこだわりを伝えようとすればするほど、他商品との違いが分かりにくなるのです。
なので、商品の良いところやこだわりを伝えるときには、そこに「あなた(ヒト)」を絡めて伝えること、ここにポイントがあるのです。
「モノ」訴求⇒「ありきたり」⇒「他店でも使える」
「モノ×人」訴求⇒「あなたらしい」⇒「他店では使えない」
この話はこのブログでもよく話題にしているので、ごめんなさい、
今日は詳述しませんね。
詳しくお知りになりたい方は、例えばこちらの記事をご覧くださいね。
「手書きPOPを書いているのに成果につながらない、、、」
まず、こんなときにチェックしたいこと。
見た目やキャッチコピーといった言葉がけの部分が気になりますが、その書かれているメッセージが、
- 「あなたらしい」モノになっているか?
- 「同業他店で使える」モノになっていないか?
をチェックしてみましょう。
もしも、この問いの答えがNOならば、そのメッセージに「あなた」を絡めて伝えることはできないか?
を考えてみましょう。
「モノ×人(あなた)」のメッセージへの変換です。