「手書きPOPに興味はあるんだけど、、、
どんなことを書いたらいいのか分からない、、、」
「どんなこと書いたら、お客さんに響くんだろう?」
今、これを読んでくださっているあなたも、
一度は考えられたこと、あるんじゃないでしょうか?
これって手書きPOPにおける最大の悩みです。
っで、今日お伝えする話は、この問題を解決する1つのヒント。
手書きPOPにどんなことを書くと響くのか?
売上につながるのか?
その話をお伝えします。
POPセミナー参加者(水産会社)が書かれた手書きPOP
昨日、僕の地元高知で県主催の手書きPOPセミナーを行っていました。
内容は、約2時間で1枚の手書きPOPを仕上げること。
っで、その参加者さんのお一人に水産会社の従業員(女性)さんがいらっしゃった。
その方が書かれた手書きPOPがこちらです。
安芸(地名)のじゃこのファンに捧げます
スーパーでたくさん並んでいる釜あげちりめん。
「これ、ちょっと高くない?」、「他のしらすとなにがちがうの?」
スーパーで立っていると良くきかれます。
私はこう答えます。
「そうですよね。」私もここに入るまでは、そう思ってました。
でも、私は毎日食べていますが、飽きません。
これからも毎日食べます。だって、おいしいもん、あきんもん。
私の言葉をきいて、食べたお客様は、また来ます。
「おねーちゃん、おいしかったわ。」
この言葉に、私は「でしょ?だからおすすめなんですよ」と上から言いますが、
心の中では、安芸のじゃこのファンになってもらって感謝と思っています。
80g 300円
いかがですか?読まれてみて。
どんな印象を受けましたか?
「売れる手書きPOP」2つの要素
実は、こちらの手書きPOPには、2つの「売れる要素」が含まれています。
1つは、「書き手の人柄」。
もう1つは、「売れる接客トーク」。
この2つです。
そして、今日の話は、後者「売れる接客トーク」です。
ただ、前者の「書き手の人柄」にも少しだけ触れておくと。
僕がこちらの手書きPOPを読ませてもらった時の第一印象は、
「味があるっていうか、めっちゃ人柄が伝わってくるPOPやなぁ~」でした。
販売しようとされている商品は、「ちりめんじゃこ」です。
その自社が販売する「じゃこ」に対する、このPOPを書いた女性の想いがものすごい伝わってくる。
そんな感じしませんか?
少なくとも僕はそう感じたんですね。
実はここ、すごく重要なんです。
詳しくは、またの機会に詳述いたしますが、手書きPOPを通じて「書き手の人柄」を伝える。
売れるPOPに欠かせない要素の1つです。
…っで、今日の焦点「売れる接客トーク」に話を戻します。
こちらの手書きPOPを書かれた彼女に話を聞いてみると。
普段スーパーなどへイベント販売に行った時には、ここに書かれていることをお客さまに話しているそうです。
いわば、イベント時の接客トークを手書きPOPにされたんです。
っで、このトークをした8割方のお客さまは、「じゃこ」を買って帰られるそうです。
ある意味、必殺トークですよね。
ココ、すごく手書きPOPにおける大きなヒントになっています。
手書きPOPで成果を上げる常套手段
普段あなたがお客さまに、
- イベントで話している言葉
- 話したら、結構売れるトーク
- 話したら、妙に喜ばれた話
これらを手書きPOPに書く。
実は、成果を上げる常套手段の1つです。
そもそも手書きPOPというのは、「あなたの代役」です。
あなたの代わりに商品をセールスしてくれるツールです。
ですので、あなたが話さなくても手書きPOPに伝えてもらう。
そこが手書きPOPの役割の1つでもあるわけです。
なので、あなたが普段話す言葉を手書きPOPに書いて伝える。
理にかなっているわけです。
そして、そのトークが普段からお客さまの心を動かしている(購入につながっている)ものなら、効果は高いです。
読んだお客さまが商品を購入される。
その確率は高いです。
もしも、あなたがイベントや催事販売、もしくは接客する機会を持っているのなら、、、
その時にお客さまの反響がいいトーク。
それを手書きPOPにして伝えてみましょう。
…最後に1つ補足しておくと、今回の水産会社さんの手書きPOP。
書かれた彼女は、まだ働き出して半年くらいだそうです。
しかも、大学校を卒業したところだそう。
アツイ想い、良いですよね。会社としても心強いですね。